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【読書メモ】内田和成『アウトプット思考』07


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内田和成『アウトプット思考』目次マインドマップ

読書メモ

第2章 「アウトプット」から始める情報術 ― 最速で成果にたどり着くために

  • アウトプットを最大化する「時間差アプローチ」とは?

    • 目的が先にあって、情報の価値が決まる

    • 前述の三つの目的は、一つの仕事の仕事のなかで使い分ける必要がある

    • 情報を集めるときは、時間差でアプローチする

      • 企画立案のとき:発散のための「アイデアの元となる情報」を集める

      • アイデアが生まれたとき:第三者の立場で眺める
        →気づきを得られる

    • とにかく思いつきでアイデアを決めて、違う視点から検証してみる
      =「仮説思考」のプロセス

      • とにかくインプットで情報を集めすぎない
        →網羅思考では「too late」になったり、凡庸な後追い企画になったりしてしまう

    • トライアル&エラーを繰り返すほうが、結局は近道になる

感想

「目的が先にあって情報収集がある」ときくと、「パーパス経営」のように「パーパス情報収集」と命名もいいかも、と思いましたが、やはり、「仮説思考」のほうがしっくりきます。「パーパス情報収集」だと長すぎて冗長な感じがします。

アイデアを出すには、「仮説→検証」がいちばんなのですが、「失敗してはいけない」という発想があると、すぐに「網羅思考」になってしまいますね。

「網羅思考」に背後にあるのは「失敗してはいけない」という守りの姿勢が原因なのではないかと思います。『アウトプット思考』の出版記念講演で、内田先生がおっしゃっていたことに、「正解主義になるな」というのがありました。どこかに正解があって、その正解を探すために情報収集するという発想だと、果てしなく時間を使ってしまうことになります。

「アウトプット思考」の第一歩は、網羅思考の誘惑を断ち切ることにあるのではないかと思います。


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