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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』64

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『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』目次マインドマップ

読書メモ

第4章 リサーチのケーススタディ

  • 【顧客を調べる②】商品の消費動向を調べる

    • リサーチの実行・アウトプット化

      • 時間帯別の分布の確認

        • 商用シーンを分析軸の一つにしたい
          →「仕事」「会社」「職場」といったワードを含んでいるツイートを「オフィス」として分類

        • どんなワードが含まれていればどんな分類をするのかを、相当の工数をかけて考えなければいけない

        • 想像するだけだと大事なワードが抜け漏れしてしまう
          →ローデータを見ながら考えていく

      • 集計・グラフ化

        • 「学校」の数値が多く出ている

        • 20時以降の夜、深夜の時間帯に多く食用されている可能性がある

    • リサーチの総括

      • 商品Aはどんなターゲットに、どんなシーンで消費されているのか
        →学生が授業の前後や夜間に食べている可能性がある

      • クイックなソーシャルリスニングで得られた推察は、あくまで推測の域

感想

ソーシャルリスニングでも、簡単な仮説構築や仮説検証をするのに十分活用できることがわかりました。追加でアンケートやインタビューで精度の高い調査を行えば、より詳細なことがわかると思います。

商品を売り出すときにマーケティング調査をしないことはないと思うのですが、その予測と実態に乖離が出てしまうことも往々にしてあるようです。『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』の例で言えば、夕方にオフィスで食べられていることを想定して食品が、実は、別の時間に別のターゲットに利用されていることがわかりました。商品そのものだけでなく、商品を知るまでの経路や価格や販売場所などの切り口から考えると、わかってくることも多いと思います。


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