【読書メモ】山口周『武器になる哲学』17
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読書メモ
第2部 知的戦闘力を最大化する50のキーコンセプト
第1章 「人」に関するキーコンセプト
14 予告された報酬(エドワード・デシ)
個人の創造性を外発的に高められるのか?
カール・ドゥンカーの「ろうそく問題」(p.137のイラスト参照)
→一度「用途」を規定してしまうと、なかなかその認識から自由になれない(機能認識の固着)グラックスバーグの実験
→ろうそく問題+報酬(早く解けた人には報酬を与える)
→報酬を約束すると、アイデアを得るまでの時間が際立って長くなる(1962年の実験で平均3~4分)
→「予告された報酬」は、人間の創造的な問題解決能力を著しく毀損するデシ、コストナー、ライアンの研究
→予告された報酬は、すでに面白いと思って取り組んでいる活動に対して内発的動機づけを低下させるゲイリー・ハメル(ハーバード・ビジネス・スクールやロンドン・ビジネス・スクールで教鞭をとる)
桁外れの報酬で報いる
→エンロンをお手本として挙げる
→エンロンや投資銀行で起こったこと:手っ取り早く莫大な報酬を得られる仕事を選ぶようになる
ムチの効果は?
→分が悪い
→不確実なことをするには「確実な何か」が必要
→「セキュアベース」が必要となる創造性には「アメ」も「ムチ」有効ではない
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