【読書メモ】細谷功『「具体⇔抽象」トレーニング』35
読んだ本
読書マインドマップ
読書メモ
第5章 「具体↔抽象ピラミッド」で世界を眺める
本質という言葉の本質
本質とは抽象化の産物そのもの
「本質」を使う人は抽象レベルで捉えるのが得意な人
→本質が見えてしまった人には、見えない人が歯がゆくてしかたがなく感じてしまう本質の罠
→本質とは「自分にとって都合が良い性質を抜き出したもの」といえる「バカ」も「本質」のように、都合の良いように使われる言葉の代表
→安易に連発すると、自分の視野の狭さを露呈させてしまう
感想
本質はエッセンスともいうので、確かに、抽象化の産物そのものと言えそうです。抽象化の上手い人は、話をまとめたり、要約を書いたりするのがうまそうな気がします。
「バカ」というのは、日常では「ものを知らない」ということを意味していると考えられています。しかし、よく考えてみると、「話が噛み合わない」という意味で「バカ」と判断しているのか、「知っているべきことを知らない」という意味で「バカ」と判断しているのか、内容が変わってくると思います。
たいていの場合は、知識不足のことを「バカ」と考えられてしまっているので、コミュニケーションにおいて、ますます混乱が生じてしまうのではないかと思います。
この記事が参加している募集
最後まで読んでくださった方ありがとうございます。よろしければサポートいただけますと幸いです。本を買い、noteを書き続け、読書文化の輪を広げるために使います。