【読書メモ】波頭亮『論理的思考のコアスキル』10
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第I章 論理的思考とは 2 論理展開の方法
客観的正しさを担保することに適った論理展開の方法論
→「演繹法」と「帰納法」演繹法:純粋論理的な論理展開の方法論
帰納法:実証科学的な方法論
演繹法
既呈命題を前提と照らし合わせて、それらの意味的包含関係を判断することによって結論を導く論理展開
既呈命題は外部から与えられたもの
その既呈命題から二段階の命題を結論としてるためには、思考者が前提を設定するというプロセスを取ることになる
例:
既呈命題:A ならば B である
前提:B は C である
結論:この2つの命題から判断される ABC の包含関係から、「A は C である」という結論が成立する
三段論法:既呈命題→前提→結論
形式的に明快な判断が可能であるという意味で、演繹法は"純粋理論的"であると言える
演繹法の正しく有効に使う方法
勘所:適切な前提の設定
前提が適切なものであるかの要件は2つ
意味内容的に既呈命題を包含していること
意味内容が普遍的妥当性を有していること
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