【読書メモ】永井孝尚『世界のエリートが学んでいるMBAマーケティング必読書50冊を1冊にまとめてみた』41
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読書メモ
『隠れたキーマンを探せ!』
B2B営業で関わる人物は平均5.4人
→購買可能性は、関係者1名で81%、2名で55%、6名で31%
→意思決定者は1人で決められない(リスクを嫌い、社内合意を重視するため)
→全員を個別に説得しても売れないことも多い
→個別説得は関係者の違いを拡大し、合意を妨げるB2B購買プロセス
問題定義
解決策定義:議論がもっとも対立する
取引先選定:値切られる
セールスは早い段階で購買プロセスに入る必要がある
→顧客が問題と解決策を決めるのを支援する必要がある
顧客関係者7タイプ
やり手:組織を改善し、結果を出す
教育者:情熱と説得力がある→同僚に頼られる
懐疑者:正確さを重視→この人を説得すれば皆が信用する
案内役:手に入らない情報を教えてくれる
友だち:接触しやすく、他の人を紹介してくれる
上昇志向:自分が目立つことを支援
阻害者:現状維持を求める
好成績のセールスは、やり手・教育者・懐疑者との関係づくりを重視した
→やり手・教育者・懐疑者をモビライザー(動員者)と呼ぶセールスを成功させるには?
→以下を誘導するモビライザーにどこで学べばよいか指導
関わり方を関係者ごとに適応
合意形成プロセスを支配
顧客のメンタルモデルを変える
知見を提供し「指導」(売り手よりも、第三者の専門家・他の顧客の意見を参考にする)
→常識に疑いを持つように働きかける
→すべてのコンテンツが「知見」につながるようにデザインする(デザインはp.300-301参照)個々の顧客関係者の知見を「適応」
会っている顧客がモビライザーかトーカーかを見極める
→トーカーを排除するほうが簡単(方法はp.301を参照)
顧客社内の合意形成を「支配」
集団学習が重要(購買行動と購買プロセスを支配できる)
→顧客の関係者同士が互いに学び合うことで、新たな合意ポイントを探る
→セールスは、顧客の関係者同士が理解不足をなくすよう手助けする
→ワークショップの提案が断られる案件は、成約の見込みがない
→セールスは、プレゼンテーション力よりもファシリテーション力(議論を活発化し、合意形成を支援する力)をつけるべき
いかに顧客の変革を支援して成功させるのかを考える(いかに売るか、ではない)
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