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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』73

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『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』目次マインドマップ

読書メモ

第4章 リサーチのケーススタディ

  • 【業界・市場を調べる③】規制緩和による影響を調べる

    • リサーチの実行・アウトプット化

      • 文献検索・記事検索によるDSHEAのリサーチ

        • キーワード:"機能性食品(健康食品)"、"制度"などで検索
          →いくつかの記事や文献がみつかった

        • 文献検索・記事検索からDSHEAそのものの概要が把握できた

          • 米国ではDSHEA以外にも様々な機能性表示制度がある
            →DSHEAは、企業が届け出さえすれば機能性が謳える

          • DSHEAの適用範囲はサプリメントのみ
            →日本の新制度は、農作物や加工食品も対象となる

        • DSHEAが与える市場への影響

          • DSHEA適用後の5年間は、市場が大幅に成長した

        • 文献検索、記事検索でわかるのはここまで
          →有識者インタビューでは「成長の加速を牽引したのは具体的にどのような商品カテゴリーか」「その商品カテゴリーが成長の加速を牽引したのはなぜか」を聞く

感想

文献検索や記事検索は、有識者インタビューの前座と考えてもよいのかもしれません。概要を掴むことももちろん大切ですが、有識者にインタビューで聞くことを絞り込み、前提となる知識を準備しておく、という観点からも大事な調査だと思います。

文献検索や記事検索で広く浅く知識・情報を得たあと有識者にインタビューすると、文献や記事で得られた知識や情報も、違った角度から解釈できるかもしれません。

文献検索や記事検索で得られる情報は、みんながアクセスし易い情報でもあるため、一歩踏み込んで差別化を図るには、有識者にインタビューするくらいのことは、しなければならないかもしれません。

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