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【読書メモ】山野弘樹『独学の思考法』12

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山野弘樹『独学の思考法』目次マインドマップ

読書メモ

第2部 応用編 ― 独学を深める三つの「対話的思考」 第6章 「問い」によって他者に寄り添う ― 対話的思考法のステップ1

  • コニュニケーションをすると、必ず、「自分とは異なる意見と出会う」経験をする
    →違和感を覚え、ストレスを感じる

  • 対話の場面では、この種のストレスに頻繁に遭遇する
    初めから相手を否定しない

  • 初めから相手を否定しない理由

    • 相手の話を聞いているうちに、こちらの意見が修正される可能性があるから

    • 相手の面子を潰し、怒りや不満の感情を満たしてしまうことになるから

  • 自分の意見と異なる意見に直面したときには、疑問文を返す(×否定文)
    →ただし、「なぜそのように思うのか?」と荒削りな感情をそのまま伝えることは推奨しない)

  • 対話の場合は、「判断の具体性を追求する問い」が効果的
    →対面の相手の「判断の理由」を直接聞け、相手の主張の背景を理解するのに最適だから

  • 「判断の具体性」を問う問いの応用(p.148を参照)

    • 「事例の具体性」を問う問い

    • 「定義の具体性」を問う問い

    • 「根拠の具体性」を問う問い

  • 「判断の普遍性」を問う問いの応用

    • 「本当にすべての事柄に当てはまるのか?」という問い
      →ラディカルな問いかけや、複数の思考実験を提示することで、「そこまでは別に意味していなかった」という相手の本心を探れる

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