【読書メモ】細谷功『「具体⇔抽象」トレーニング』33
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読書メモ
第5章 「具体↔抽象ピラミッド」で世界を眺める
コミュニケーションギャップの解消
コミュニケーションギャップのメカニズムを解説
仮説:「切り取っていることに気づいていないこと」
コミュニケーションギャップのメカニズム
コミュニケーションギャップの根本原因
→経験や知識、思考回路が異なることによって「違うものを見ているのに気がついていない」見ているところが違うのは「横の要素」と「縦の要素」に分かれる(図40)
横の要素:知識と経験の差
縦の要素:抽象化の差
「知識と経験の差」は見えやすいが、「抽象化の差」は見えにくい(図41)
抽象化のサンプルの違い
抽象化の取り出し方の違い
基本的な価値観が正反対なこと(例:相違点を重視する具体と、共通点を重視する抽象)により、コミュニケーションギャップが生じる
感想
いろいろな属性のうちどこを抽象化するか、どのレベルで抽象化するか、でコミュニケーションギャップは生まれそうです。相手との話が噛み合わず、相手のことを話がわからないダメな人と切り捨ててしまうこともあるのではないかと思います。
縦の要素のコミュニケーションギャップが生じてしまったとき、どのようにしてそのことに気づき、対話の軌道を修正していくのかを知りたいと思いました。
経営者、マネージャー、現場とでは、それぞれ考えている時間軸が違うといわれますが、これも、具体と抽象のどのレベルで考えているか、ということに起因するのではないかと思います。
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