テンプレで簡単! 読書メモ術
■概要
読書をアウトプットに活かすにはメモを取るとよいです。メモを取るのは大変そうに思えますが、テンプレを使えば誰でも簡単に読書メモを作成することができます。
本記事では「読書メモ(自分用)」「本の紹介文用読書メモ(長文用)」「本の紹介文用読書メモ(短文用)」をご用意しました。ご活用ください。
■読書をアウトプットに活かすには
自分が読んだ本をアウトプットに活かすにはどうすればよいか、悩んでいらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
少し前に前田裕二さんの『メモの魔力』を読んで気づいたのですが、良質なアウトプットをするには、メモを書いて言語化するのがよいとのこと。なるほど、読んだ本をアウトプットに活かすには読書メモを取るのがよいようです。
とは言え、わかっていても読書メモを取るのが面倒くさい、どうやっていいのかわからない、と思われる方もいらっしゃると思います。
■テンプレで簡単! 読書メモ術
私も読書メモを取るのは難しくて面倒で億劫だと感じていました。
けれども、様々な読書術の本や記事を読んていくうちに、読書メモをまとめるポイントが次第にわかってきました。そして、それらをまとめたテンプレートがあると簡単に読書メモをまとめることができ、読書をアウトプットに活かせるのではないかという考えに至りました。
そこで、これまで読書術に関する本や記事を読んでわかったことから、読書メモに必要な事項をまとめてテンプレートを作成してみました。
■読書メモテンプレート
▼自分用読書メモ
自分用の読書メモは「何をどんな目的でインプットしどんなアウトプットにつなげるか」を意識してまとめます。
■自分用読書メモ
▼本の情報(information)
∟タイトル
∟著者
∟出版社
∟発刊日
▼概要(summery)
∟その本の概要
▼キーワード(keywords)
∟その本を理解するのにキーとなる言葉
▼目的(why, before)
∟その本を読んだ理由・目的
∟その本を読む前に抱えていた課題・問題
▼気づき(what)
∟その本を読んで得たもの(引用・感想・意見)
▼to do(how)
∟その本を読んでからの自分の行動
∟その本をどう活かすか
▼本の紹介文用読書メモ
紹介文は「自分用読書メモ」の応用です。
紹介文の場合には、「読み手のメリット・ベネフィット」も考えます。
スマホやパソコンで読書メモを作成すれば、読書メモをブログやSNSで共有することもできます。
■紹介文用読書メモ(長文:note/ブログ用)
▼本の情報(information)
∟タイトル
∟著者
∟出版社
∟発刊日
▼概要(summery)
∟その本の概要
▼キーワード(keywords)
∟その本を理解するのにキーとなる言葉
▼対象者(who)
∟その本を読むべき対象者
▼気づき(what)
∟その本から得られるもの
▼to do(how)
∟その本から得られたものを自分はどう活かしたか
∟その本の活かし方の提案
■紹介文用読書メモ(短文:Facebook/Twitter用)
▼本の情報(information)
∟タイトル
∟著者
∟出版社
∟発刊日
▼概要(summery)
∟その本はひとことで言うと……
▼キーワード(keywords)
∟その本を理解するのにキーとなる言葉を3つ挙げると……
▼対象者(who)
∟その本を読むべき対象者はずばり……
▼気づき(what)
∟その本から得られるものをひとことで言うと……
▼to do(how)
∟その本はこう活かせる!
■読書メモを書いてみよう
まずは気になった一冊を手にとり、ご紹介したテンプレートで読書メモを書いてみましょう。そのままのかたちで利用してもいいと思いますし、たたきとして利用し、ご自身でアレンジしてもよいと思います。
読書メモが簡単に作成できるようになれば、読書がますます楽しくなりますよ。
■参考
●前田裕二『メモの魔力』
●メモをどのようにアウトプットにつなげるか(拙稿)
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