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【読書メモ】アクセンチュア 消費財・サービスグループ著・上原優編著『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』96

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『外資系コンサルのリサーチ技法(第2版) 』目次マインドマップ

読書メモ

おわりに

  • 「調べる」より「考える」が本当は重要

    • 過去も大事だが、常に"新しいこと"を知り、挑戦していかなければならない

    • デジタルテクノロジーの進展で情報がアクセスしやすくなった
      →誰でもある程度のことは簡単に調べられるようになった
      普通のリサーチでは差がつきにくい

    • 「調べる作業」を支える「考える作業」そのものが重要

感想

デジタル化+インターネット+検索エンジンのお陰で、情報収集の時間的・金銭的コストは格段に下がりました。冊子の索引を調べたり、巻末の参考文献リストを芋づる式に調べたりして情報を探していたことは、いまでは信じがたいことかもしれません。

AIも、PerplexityやGeminiのように、検索に秀でたものが出てきました。検索結果から必要なWebサイトを選び、質問に対して要約を作ってくれる時代になってしまいました。瞬時に情報を探して内容を要約してくれるので、「探す」という観点から言えば、情報収集にかける時間も、情報収集のためのスキルを習得する必要も、ほとんどなくなってしまいました。

ただ、AIが拾える情報は、あくまでデジタル化されたものであり、しかも、AIはその情報の内容を理解し吟味してはいません。アナログな情報の収集、情報の吟味は、あくまで人間サイドの問題として、これからも残りそうです。

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