【読書メモ】内田和成『アウトプット思考』26
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読書メモ
第7章 私の情報源② 新聞・雑誌、本、テレビ、ネット……各種メディアとのつきあい方
爆発的に増大する「ネット情報」との距離の取り方
インターネットで情報収集は驚くほど便利になった
インターネットの情報を集めても、人と差別化できる情報は得られない
ある調査:渋谷の女子高生十数名にわざとニセ情報を流して、2週間経ってから調査する
→90%以上がその偽の情報を知っていたネットが発達した現代では、情報はすぐに「誰でも知っている」状態になってしまう
「広まった情報が正しいとは限らない」
感想
インターネットで情報収集は簡単になりました。データを収集するのも、論文を収集するのも、インターネットで簡単にできてしまいます。だからこそ、インターネットで得られる(特に無料の)情報は、知っていて当たり前となり、それだけで情報を得ていては、他の人との差がつきにくくなってしまいます。
そうならないためにはどうすればいいか、― インターネットで無料で得られる情報とは別の情報ルートを持てばよい、ということになります。
J.B.バーニィのVRIO分析に、Rarity(希少性)、Imitability(模倣可能性)があります。情報を集めるときにも、この2つを意識したほうがよいと思います。つまり、得にくい情報で、かつ、コピーされにくい情報が、価値を生みやすい情報となります。
となると、デジタルの情報よりもアナログの情報のほうが、インターネットで公開されている情報を探すよりも自分で調査することのほうが、価値を産みやすくなると思います。
要するに、手間がかかり、人がやらないことをやると、価値が出るということになると思います。
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