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【読書メモ】シーナ・アイエンガー『THINK BIGGER 』36
読んだ本
読書マインドマップ
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読書メモ
第5章 ステップ3 望みを比較する
その解決策はどんな「感情」を呼び起こすか
意思決定をするとき、感情はどんな役割を果たしているのか?
感情が情報の収集や解釈、処理にさまざまなかたちで影響を及ぼすことが明らかになっており、感情任せに意思決定を下してしまうと良くない結果を引き起こすことになる
Think Biggerでは、情報収集と選択肢創出のプロセスから「感情の特定」を分類する
→具体的には、「全体像」というツールを使って、情報収集と選択肢創出のプロセスの前に、各当事者の率直な望みを総合的に理解しておく
→感情や望み、欲求、情念などが重要
全体像の三本柱
→自分、ターゲット、第三者自分:理想的な解決策ができたら、自分はどんな気持ちになっていたいか?
→解決策がどんな「感情」を呼び起こすものであってほしかターゲット:自分はターゲットに解決策をどうに感じてほしいのか?
→ターゲットに直接与える影響は何か?第三者:自分は第三者に解決策をどう感じてほしいのか?
→解決策実現に「手を貸してくれそうな人たち」と「妨げそうな人たち」が、自分の解決策をどう感じているか?総合的に見て全当事者の望みを最もかなえる選択肢を選ぶ
感想
自分と第三者の感情を含めて解決策を考えるのは珍しい考え方だと思います。人間は決して理性的・合理的には判断しないことを考えると、感情をベースに考えるのは、筋が通っているととも思います。
それでも、理性的・合理的であることが望ましく、感情をベースに考えるのは、理性的・合理的でないから仕方なく、という意味合いがあるのかとも思いましたが、そういうことでもないようです。
むしろ、自分も含めて関わる人間すべてを動かす原動力という意味で、(願望や欲望などを含む)感情を考えなければならないと思いました。
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