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【休職日記】4月27日の思考流流

 鬱状態、がだんだん自覚できるようになってきた、と思う。鬱状態のわたしは笑わないし、首が落ちる。その状態で前にあるものを見ようとするから、三白眼になって睨んでいるように見える。考えることは死と、死と、死と、死と、死。要するに思考を放棄して、それがあまりにしんどいのでよく眠る。一日12時間以上眠る。眠っても眠ってもまだ眠い。というか、しんどい。しんどいから眠る。一日が無為に過ぎていて、今この間にも働いている友のことを思う。その頃にちょうど17時の鐘が鳴る。うるさい。うるさい。市の放送とか、鐘とか、そういうのがとてもうるさくかんじる。聴覚過敏。一ヶ月前くらいから耐えられなくなり始めて、マシになったりダメになったりを繰り返している。

 Noteの更新から離れている間に、わたしの鬱は5割程度回復したらしい。1月から休職して、あと半分。もう半分が回復したとき、わたしはどんなわたしになっているのだろうか? 全く想像がつかない。10割の自分ってどんな自分なんだろう。その自分は幸せなんだろうか。幸せを掴める能力とか、資格とかがあるんだろうか。10割のわたしは、人を傷つけてはいないだろうか。わからない。

 最近はよくスマホゲームをしている。寝転がったまま、何かをしている気持ちになれるので、楽。あとは人の創作の話を聞いたり、自分一人でこっそり練ってる創作の話をしたりしている。誰に需要があるのかわからないけれど、なんかひとに見せられるものが欲しいなーって、思った。どうなるのかとか、将来性とか、なんもわかんないけど。でもそれもなんか詰まっちゃった。主人公の想像がどうしてもつかない。誰だって人生という物語の主人公、とか綺麗な言葉があるけれど、わたしは自分のことを主人公だとは思わない。サブキャラクター、道化師、三枚目、なんていうのかな。RPGの、三人目くらいに出てくるキャラクターがよく似合う。わたしという人生の物語は、誰かのスピンオフに過ぎない。

 脳が痛い。

 今日行く予定だった心療内科の予約をキャンセルした。とてもじゃないけど、行ける精神状態じゃない。と思って電話したら、予約は明日だった。明日でも多分変わらないと思うので、そのままキャンセルした。何も動く気が起きない。本を読もうとチャレンジして、気がつけば眠っている。ここしばらく毎日入れていた風呂も、もう2日入っていないし、多分今日も入れない。風呂に入れないと何がダメって、出掛けられないところ。家に食料も無いので、そろそろ買い出しに行かないとまずい。まずいなあ、と思う。それだけ。そのあとはまた、死、死、死、死、死、死、死んだらどうなるかなあ、そっかあ、で終わるかなあ。わからない。果てしのない希死念慮が今わたしの思考を占めている。しんどい。しんどい。

 昔から、戦争と、銃と、死と、片恋と、拒絶の夢ばかり見る。わたしの無意識の源泉にあるのはそういう要素なんだなあ、と思う。常にわたしの精神は戦っていて、籠城しなければならなくて、でも惚れっぽくて、恋をしては絶望する。その通りだなあ、と意識上のわたしも思う。この前夢で狙撃手になった。撃たれる夢は昔からの定番だったけど、それが徐々に撃つ側になってきているのが最近のわたしのトレンドらしい。狙撃手になりたい。傭兵になりたい。こころのなかの戦争を誰かたすけてほしい。

 あと、夢で、アカウントを一つ立ち上げろとお告げがあった。月と青、というアカウントで、絵や小説を発表していけ、という、天啓みたいな夢だった。わからない。でも今のわたしを支えているのは夢で、夢のことしか信じられない。わたしは夢で未来を見る。わたしにはきっと、散弾銃で殺され、重い弾丸を他者にぶち込み、そして酷い片恋をして泣く未来が待っていると思う。ほんとうに、そう思う。だから、従ってみようと思う。

 疲れた。22時になったら、絵を描くから、それまで休む。文章を打つのも久しぶりで、なまっている。でも、直感に従って書くのは楽しいから、そこそこ楽しかった。

 おやすみなさい。

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