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本を読まないという愚行

こんにちは、国武凜(くにたけりん)です!
ピアスブランドLUXER MOON(ルクサームーン)のオーナーをしたり、武田塾布施校で主任講師をしたり、近畿大学生をしたりしておりまーす!

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とうことで今回は「本を読まないという愚行」というテーマでお話ししていきます、よろしくお願いしまーす!


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サビついた心

では本題です。
僕は毎日、必ず何かしらの本を読んでいるのですが、電車の中で本を読んでいる人は50人に1人ぐらいだし(朝は多くて夜は少ない!)、周りのお友達でも日頃読んでいるという人はあまり見ません。なんなら、この前先輩は「読めない」とすら言っていました。

「読めない」というのは、時間に余裕がないとか、買うお金がないとかではなく、シンプルに能力の話です。読む能力がないから読めないんです。
何百ページも読む没頭力、文脈を汲み取る力、背景に隠れた著者の深い意図を読み取る力、こういった力諸々が足りないのが理由で読めない、と。

で、先輩のように能力がないから読めない人が大半だと思います。

理由はやっぱりSNSで、特に最近はTikTokをはじめとしてYoutube Shortやインスタのリールなど、短い時間で消費できるいわゆるバラ売りコンテンツが主流なので、能力が制限となって本を読むことができない人がこれからもどんどん増えていくでしょう。

時代は変化し、テクノロジーは進化する中で、過去に主流だったメディアが廃れることは当たり前なので、本が読めない人が増えたことが人類の退化と結びつけるのはどうかと思いますが、とはいえ僕は「本が読めないってまあまあやばいな」とは思ってます。

ウェブを検索するとき、僕たちは森を見ていません。木さえ見ていなくて、見ているのは枝や葉です。

断片化が進んだ世界で生産されるコンテンツは、猿でも消費できる認知的負荷を必要としないものばかり。
思考するということが癖付いていない人が増え、そういった人たちがマジョリティになった国で、正しい民主政治が行われるとは到底思えません。

なぜ日本軍はミッドウェー海戦で大敗したのか、なぜ日本軍大本営はインパール作戦という負け戦を遂行することに許可したのか、今の日本人は知りません。僕は知らないことが山ほどにあって、なんなら知ってることなんて全体の1%にも満たないと思っているので、持っている知識でマウントなんて取れるはずもないのですが、問題は『知ろうとしないこと』にあります。

大東亜戦争に日本人の失敗の本質が見出せるのですが、これを知ろうとする人がマイノリティ中のマイノリティで、このことが問題なのです。知ろうと思えば知れる時代に知ろうとしない「知的好奇心のサビ」が、人類が進化していくにあたって現代の1番の弊害だと思っています。

この弊害を取り除いてくれるのが「読書」です。

読書で森を見る力を養うことで、以前と世界の見え方がはっきり変わる。
読書をし、さまざまなことを知ることで、自分の興味がいろんな方向に伸びていく感覚を味わえる。
こういった「変化」を経験するだけで、サビは取れます。
サビを取るため の手段として「本」があります。

読書脳

最近のマイブームは「脳の可塑性」なのですが、小説を読んでいる時の人間の脳はどうなっているのでしょうか?

主人公が嬉し泣きをしている時、読者も嬉しくなります。
主人公が家族を亡くした時、読者も悲しくなります。

実は、小説を読み登場人物に感情移入しているとき、読者の脳内では実際にその感情に紐ずく経験をした時と同じ神経回路が刺激されているんです。
つまり、自分が外界で起きた嬉しかった経験をした時と、小説のなかで登場人物が嬉しがっているシーンを読んだ時とで、脳内は全く同じ反応を起こします。

アメリカの歴史家アイゼンステインはこう書きました。

『新たな文芸芸術家たちは、味や手触り、匂いや音を、言葉だけで複製できてしまう驚くべき妙技を持っていたが、これは、読み手に伝えるべき感覚体験を、高度に意識し、綿密に観察しなければできないことであった』
by アイゼンステイン

作家は読者の知覚を変える能力がありますが、その変更は外的刺激に対する感覚的反応を豊かにするものです。
文字が、言葉が、本の外にある世界にまつわる人間の経験を、より豊かにするのです。

人生を豊かに生きるためにも、手段の一つとして読書があるわけですが、止まることを知らないテクノロジーの進化とSNSの潮流により、読み手になりたくてもなれない人が増えているのが現状です。

まとめ

森を見る力が、何かに没頭する力が、必要じゃなくなる時代が来るのかもしれません。
ただ、現在に限ってはむしろ欲しくても手に入らない能力であって、だからこそZ世代は没頭できるということを給料に変わるインセンティブとして仕事に求めています。

SNSは便利なんだけど、全部が全部いいかというと、そうでもないよねというお話でした〜〜〜!

髪の毛切ったよ!

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