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格安理容室にロゴは必要なのか
こんにちは、国武凜(くにたけりん)です
ピアスブランドLUXER MOON(ルクサームーン)をつくったり、大学生をしたり、講師をしたりしておりまーす!
今回は「格安理容室にロゴは必要なのか」というテーマでお話ししていきます、読みやすくしてるのでお時間ある方はぜひ最後までお付き合いくださーい!!
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では本題です。
昨日西野サロンのサロンメンバーさんの理容室に行ってきました。そこで話になったのが
「ロゴ」
に関してです。どうやら新しく自分たちの理容室からシャンプーを販売することを考えてらっしゃるらしく、その際にパッケージにのせるためのロゴが欲しいのと、シンプルに今のから新しいものに変えたいという2点が理由らしいです。
僕はその場で「いらないんじゃないすか?」と伝えさせていただいたのですが、そう思った理由があまり解像度高くはなかったので少し考えてみたことをまとめてます↓
目的から逆算
なにごとにおいても、まずは「目的」から考えて、その手段としてなにがあるかを考えた方が健康そう。
今回の場合だと、なぜパッケージを作る際にそこに「理容室の名前」だけではなくロゴも載せるのか、なぜ今のロゴを変えたいのか、具体的な目的によってつくるべきかつくらないべきか変わってきます。
なのでロゴの役割を復習しときますと、2点があります
1アイデンティティ
2信用
1アイデンティティ
例えば「CHANEL」のピアスとか、グッチのロゴが入ったTシャツとか、ポルシェとかフェラーリとか…
それらを所有し見せつけることで、もしくは見せつけるまではいかずとも所有することで、「自分はこういう人間なんだ!」と自分とコミュニケーションができるものに関しては、ロゴがアイデンティティの一要因として働いています。
2信用
今目の前に二つのコーヒーがあります。
一つは何も書かれていないただのコーヒー。もう一つはスタバのロゴが入ったコーヒー。
あなたは、どちらにより高いお金を払いますか?
絶対スタバですよね。
これは、ロゴが「企業の信用のエヴァンジェリスト(伝道師)」として機能しているわけです。
大半の企業はそういう感じで、アイデンティティというよりかは、企業の理念をそこに集約させて自社の商品をより高く販売できるようにするための手段としてロゴを押し出しています。
ユニクロを例にとるとわかりやすいです。
ユニクロのロゴがあるTシャツは安心しますが、ユニクロのロゴがデカデカと全面に印刷されているTシャツをきたいかと言われると、あんまり着たくないですよね…笑
ロゴには「アイデンティティ」と「信用」の2つの役割があって、基本「信用」のための手段として使われていることの方が多いです。
ロゴが機能するための条件
ではここまでロゴの機能についてみてきたので、今回の格安理容室は確実に「信用として機能するロゴ」を狙いにいった方がよくて、じゃあ信用として機能するためのロゴに求めらる条件は何かというと、3つあります
1商品・サービスの質
2認知度
3人としてのつながり
信用としてロゴを機能させるには、まずとにもかくにも1の高さが求められます。
では次の2なんですが、ぶっちゃけ私とあなたしか知らない理容室のロゴがついたシャンプーに高いお金を払うとは考えにくいです。サービスの質が良くても、ある程度みんなが知っている・有名ってことが信用へつながっていくと思っているので、ここもある程度必要かと。
しかし、そうはいってもなかなか認知度を上げるのは難しいですよね。実際認知度がなくても割高な価格で売れているお店もあって、じゃあその店の秘密は何かって言うとまずは圧倒的な1の要素と、そしてもうひとつが3の「人との繋がり」
だったりします。
全然認知度がなくても、「ああ、Aがやってる店か。応援したいし少し高いけど買おう」というふうに持っていけば良くて、そのためには人との繋がりだったり「コミュニティ」が大事だったりします。
しかし、これは厳密には信用ではなく信頼で、となると信用としてのロゴの条件は1と2に絞られるのかなあと今思いました。
格安理容室にロゴは必要なのか
ここまで信用として機能させるためのロゴについて話していきましたが、ここで一つ疑問が浮かびます
「別にお店の名前で良くね?」
と。
そうなんです、正直’信用’として機能させるためにはロゴはマストではなくて、特に今回の場合ですとぶっちゃけお店の名前をパッケージに載せとけばいいんです。高いお金と時間をかけてつくった下手なデザインロゴはむしろマイナスなので、impactあたりのフォントで名前だけババっと載せておけばそれだけで信用につながります。
アイデンティティとしてのロゴの場合はそうもいってられないことがあって、ラグジュアリーブランドが常にロゴを全面に押し出しいるのは偶然ではありません。まあここら辺の話はまた別の機会に
と言うことで長くなってしまいましたが、大事なのは目的から逆算することです。
ロゴについて話していきました、どうですか?あなたの商品・サービスには本当にロゴが必要ですか?また聞かせてください
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ということで今回は「格安理容室にロゴは必要なのか」というテーマでお話しさせていただきました、おすすめ記事もよかったら読んでやってくださーーい!!
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