my child lebensborn ネタバレちょっとだけありな感想
my child lebensbornというインディーズのゲームをクリアしたのでネタバレちょっとだけありな感想を書いていきます。
(ややセンシティブな内容を含みます)
舞台は1951年から1952年のノルウェー。
第二次世界大戦中にノルウェー人の母とドイツ人兵士の父の間に生まれた孤児(男の子のクラウス、または女の子のカリンから選びます)を引き取って育てるという内容。
史実の「レーベンスボルン計画」を元にストーリーがつくられています。
私がプレイしたのはswitch版です。
元々はios/android用に開発されたゲームです。こちらのほうがややお得に遊べます。
私はカリンを選びました。かわいい
内容的にはいわゆる「育成シミュレーションゲーム」。
プレイヤーは養子に迎えたクラウスまたはカリンを育てていきながら、ストーリーを進めていくことになります。
昼間は仕事、夜になると子どもは寝てしまうので、合間の時間を縫って育てていくことになります。
なんですけど、、、
カリンちゃん、その身の上のせいで、「ナチスの子」と呼ばれ、学校でめっちゃ壮絶ないじめに逢うんですよ、、、
ネタバレになるので詳細は省きますが、教師まで加わるようなひどいいじめ、、、
いじめられて帰ってきたカリンちゃん、、、顔とか服とかドロドロで、、、
( ;∀;) ←プレイヤーはこんな気持ちにならざるを得ない、、、
それでも「勉強がしたいから」と、学校に行こうとするカリンちゃん、健気すぎるだろ!!
私自身も幼少期~短大卒業までにかなり理不尽ないじめに逢っていたのですが、、、
そのせいもあってか、カリンちゃんに自分の過去めっちゃ重ねてしまいましたね、、、
(いじめ描写もポケモンSVよりつらみありますし、、、)
めっちゃカリンちゃんに感情移入してしまった私のプレイスタイルは、いつの間にか彼女に寄り添うものになってました。
カリンちゃんを本当の意味で守れるのは、、プレイヤーしかいないんですよね、、、
カリンちゃんが欲しいものはできるだけ買ってあげるとか、夜はなるべくお話を読んであげるとかする一方で、、、
彼女の家族に関する事実は、できるだけ正確に教えてあげていました。
(子どもに教えるには性的にセンシティブな表現は避けてた辺り、、親になりきった対応だったかも、、、今の親御さんはどう対応してるのかわからないけど)
学校でのいじめに対する対処は、「自分が子どものころこういう対処を親がしてくれていたらなぁ」という選択肢を選んでましたね。
ささやかですが着せ替え要素もあります。
着せ替えは個人的に女の子のほうが楽しい!!のですが、、
いじめられて帰ってきたときの描写も女の子のほうがつらみある(個人の感想です)
あるアイテムがあると髪型も変えられるのが楽しい(髪型はゲームの内容には一切響きません)
ラストについては、プレイヤーの選択肢によって変わるらしいのですが、、
私が迎えたエンディングは泣きそうになってしまった。
カリンちゃん、実在していれば80歳過ぎてると思うのですが、、、私は幸せな老後を送っていると信じたいですね。
いじめは良くないし、戦争も良くないと思うのですが、どちらも無くなることはないと思います。
それでも、傷ついた誰かに寄り添ってくれる誰かがいれば、その人は救われると思う。
素敵なゲームをありがとうございました。
この記事を読んだ誰かが、このゲームをプレイしたとき、私の感じた想いが少しでも伝わりますように。
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