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【ご報告】SESに入社して、後悔しています。

はじめに

リモネコと申します。エンジニアになる前は、厳しい日々を送っていました。嫌な上司、低い給与、昇給の見込みもない月給。一時期は不安に満ちた毎日を過ごしていました。

しかしながら、現在はリモート副業で快適な生活を送ることができており、毎日が楽しく充実しています。

タイトルについてはすみません、釣りです。こうでもしないと読んでもらえないので....。


皆さんには、私と同じように、リモートワークと副業を組み合わせて豊かになって頂きたいと考えています。というのは、現代においてこの方法が最適解だと信じているからです。コスパ良く人生を攻略したい方はぜひ読み進めてください。ぶっちゃけ、最後まで読まないと後悔しますよ。

エンジニアにおけるキャリアの失敗とは

実は私自身、極悪SESに1度騙されて時間を無駄にしました。その時の詳細は下の記事で書いてます気になった方は読んでみてください。

最初入社したSES会社ではまずはIT経験を積んでからといいながらテレアポや事務員の派遣仕事案件に入れるような会社でした。今でも現存しているようなので正直会社名を晒したいです。

このように関係ない業務や自分がやりたい言語/レイヤー以外の仕事は基本的に無駄ですね。具体的にはエンジニアなら開発案件に入れないとだめです。雑用やテスターが許されるのは小学生までだよね。

なぜ失敗したのか

今でこそ分かりますが、単純に会社選びに失敗した、これに尽きます。どういう会社かはSESだと調べにくいのもありますが事前調査を怠ったのが悪いです。また、具体的な条件を聞いてもはぐらかす等危ないパターンを見抜けなかったです。

会社を経営してたりするということは良い人なんだという思い込みは危険です。SESはSNSの稼げるレベルの詐欺社長ばかりです。こんな会社ばかりだから誰も来ないんですよ・・・さっさとつぶれる法律作れって感じですよ。

ただ、そもそもSESというシステムを深く理解していなかったところはありました。参入する市場の仕組みを理解しなければ結局のところ未経験から開発は無理ゲーです。

まずはエンジニアの労働システムを知る

エンジニアの主流の働き方は以下になります。

①自社開発
②フリーランス
③SES

順に解説します。

①自社開発

自社開発とは、サービスやソフトウェアを提供している企業のことを指します。最近では、クックパッドのレイオフが話題になりましたが、メルカリやDMM、楽天なども有名な自社開発企業です。

②フリーランス

こちらは、個人で営業活動を行ったり、エージェントを通じて仕事を受注する働き方です。単価を直接頂戴できますが、税金が含まれていないため、手取り収入は少し減額されます。

③SES

正式名称はシステムエンジニアリングサービスです。請負契約と委任契約がありますがほとんど委任契約になります。ここでは長くなるため説明しませんが成果物が納品されたら報酬が出るか月の労働時間の契約で報酬が出るかによって異なります。悪質な会社が存在することが問題視されています。

どれがいいのか、結論としてつまらない答えを言うと自社開発やフリーランスが良いが最初は超人以外はSESしかないです。夢がないですね。まあIT業界ってそういうものです。

メリット、デメリットの分析

①自社開発

メリットとしては雇用の安定性があるといえるでしょう。クックパッドのレイオフもあり一概には言えませんが基本的にはサービスがある限りは会社が継続しますので安定します。また、ある程度裁量があるため自由な働き方や提案もできます。

デメリットとしてはサービスの母体に左右されるためレイオフが起こりえます。また、日系の開発企業については安定性の代わりに基本給が低く設定されています。これは簡単に解雇できないため上げにくい仕組みがあるからです。

②フリーランス

メリットとしては単価によりますが高い賃金が魅力です。また、自分で案件を選べるためキャリアパスも作りやすいです。最近ではフルリモートや週3日労働など色々な案件があるためライフスタイルを意識する人にとっても魅力があります。

デメリットとしてはエージェントを使用したとしても土台のスキルがないと案件に入れないため、それなりのスキルが求められます。また、案件の営業、税金関連、労働時間の管理も自身で行う必要があるので会社員では目に見えにくいコストがかかります。

③SES

メリットとしては基本的にスキルが低くても案件に入りやすいところがあります。企業同士でつながっていることは多いにあるので横のつながりから仕事が下りてくるからです。

デメリットとしては会社単位で仕事が下りてきてアサインされる形が多いため、仕事が選びにくいです。働く場所や技術が現場ごとになるため、いわゆる現場ガチャがあります。また、未経験はアサインされる確率が極めて低いため経歴の詐称が多いにあります。また、給料についてもマージンがあるため基本的には低めとなっています。

SESに関しては贔屓目なしでデメリットが多く基本案件も選べないので優位性は最初として入りやすい点だけですね。良い会社もありますが今もクソ会社がほとんどです。

やっぱりSESは悪じゃないか

世間の一般論の通り、現在でも悪徳と呼ばれるSES会社がやはり大半なので否定はできません。しかし未経験から自社開発やフリーランスになるのはかなり厳しいと言わざるを得ないのも現実です。

レバテックより引用 https://levtech.jp/partner/guide/research/detail/220/

上記の画像の通り、エンジニアの有効求人倍率は15~20倍とかなり高めですが、これは経験者は求めているけど未経験はいらないからです。なぜならロースキルのエンジニアを入れたところで何も利益にならないので、会社としては入れる理由がないからです。

その点でいうと、未経験からエンジニアはかなり厳しいのですがSES企業であればまだ入りやすいです。ある程度母体の案件が多いという現実があります。

そもそも最初からフリーランスでサバイヴしたり会社起こせるような人はこのnoteを読んでいないと思うのでやっぱり最初はSESが良いと考えています。そのうえでフリーランスか自社開発。これが一番無難というかこれ以外可能性は低いです。

であればまずはSESに入る所から考えるのが良いのかなと考えています。SESは案件へアサインされる難易度が低いとお伝えしましたが開発は普通にSESでもしんどいです。

じゃあどういうSES企業が望ましいのか

SES企業については選び方が確実なところがないので難しいですが、個人的に選ぶとするならば以下がポイントと考えます。

①経歴詐称をしていない
②豊富な案件数がある
③単価を教えてくれる
④精算幅を教えてくれる
⑤待機リスクの説明がある
⑥テスト案件にアサインしない

順に解説します。

①経歴詐称をしていない

まずSESでは面接が禁止ですが面談という言葉遊びで言い換えた上で面接があります。早速悪い部分で申し訳ないとは思います。この時に業界では経験していない経歴を盛る会社がそこそこ存在します。

基本的に単価は上がりますがどうせ還元率が対してないのと盛る会社の案件は良い案件ないです。他社との繋がりも一応あるため丁重にお断りしましょう。

なお、回答時に面接官が少しでも詰まっている様子などがあればすべて辞退してください。ほぼ黒です。

②豊富な案件数がある

基本的に案件の候補数が多い会社ほど良い案件も多めです。特にインフラやWEBはリモート案件も候補になりえるので吟味したいです。

聞くコツとしてはリモートの割合や現在就業しているエンジニアについて聞いてみるのが良いでしょう。WEBエンジニアであれば8割ぐらいは週3日以上はリモートが欲しいところです。

③単価を教えてくれる

SESエンジニアの給料は単価から税金を引いた金額になります。実際の金額としては50万円の案件に入った場合は額面で28~31万ほどが平均的です。こちらについて額面と実際の金額を教えてくれない場合は偽善です。

④精算幅を教えてくれる

精算幅は下限と上限についてです。SESの準委任が労働時間ベースのため140~160であれば140時間から160時間働けば単価通り出すといったイメージです。こちらについても教えてくれない場合は危険です。

⑤待機リスクの説明がある

会社が請け負って割り振る事業モデルのため、エンジニアは案件を選びにくいのもそうですが、決まらない場合は待機という扱いになります。この場合は働いていない(正確には自社出社や雑用)ので基本給だけになります。会社もただ飯になるため基本的にありませんが、説明がしっかりある会社が最低ラインです。

⑥テスト案件にアサインしない

まずはテストから~といったSES企業がありますが無視でよいです。なぜならテスト経験は効果が薄い、単価も低いため意味がないです。また極悪SESでは普通にカスタマーサポート業務などもアサインしてきます。これは入った場合は即退職してください。素直に従うと年齢だけ増えます。後悔したくない場合は注意しましょう。

なお全部回避して未経験から探すとなると砂の中から金塊探すぐらいには大変です。そのため自分が妥協できるポイントは妥協して強くなってから逃げるスタイルも多いにあり。

正直SESきつくないですか?

はい、基本的にはきついです。ですが自身で勉強を行うことによりスキルアピールをすることができ、認められれば特例で高レイヤーだったりモダンな開発現場に入ることができます。

こういった特例を起こすためには、いくつかの手段があります。

まず、現実的な回答としてはポートフォリオ作成です。これはだれでも思いつくと思います。しかしこちらについてオススメはしません。なぜなら続けるモチベがアピールという利点だけで、続けにくいです。

つぎに小型のツールやソースコード販売をしてお金を稼いでみてください。副業のツールとしてWEB系のJavascriptやGASで作成された便利ソースコードが販売されていたりします。まずプログラミングがお金になるという経験、そして実際にマネタイズしたという経験とタフさなど一度にアピールできます。

この自己アピールをするだけでかなり優位になります。世間のエンジニアは言われたことだけをやるJTCサラリーマンと同じレベルのエンジニアも普通にいます。彼らは基本的にやる気がないです。

そのため少し頑張るだけで優位に立てます。これは何を伝えたいのかというと、1の努力で出し抜けるなら出し抜きまくりましょう。スーパーの299円などのようにライバル店舗より1円安くすることによるお得感と似ています。努力のコスパがエンジニアという職業でもまだ大きいです。

SES企業に就職したエンジニアとして

高学歴の方々によるツイートばかりで参考になりませんが、実際に私は高卒からエンジニアとしてこの業界でエンジニアになりました。それなりに大変な部分もありましたがリモートができて比較的高い給与をいただけて満足しています。

どうせ中小企業で月額1万円も上がらないなら、まずは経験を積むと言う意味でSESは悪くないのではないでしょうか。将来的には、高単価案件を目指すことも可能ですよ。

業界全体として良くないSES企業も多いですが、SES企業は9割を占めると言われています。大多数のSESを否定して自社開発やフリーランスを目指すと厳しいのも現状ですし、まずは業界に入るところからをおすすめしたいです。

技術についても現場次第ではありますが積めるところでは積めます。また、基本的にWEB言語でもPHP,JS以外にもGoやPythonをAPIで使うといった事はありますので最初は1言語に拘らず学習することが必要です。

最初覚える時期は大変ですが一度覚えたら一生使えます。そう考えると悪くないですよね。

これから初心者に向けてプログラミング学習のコツやおすすめの言語を紹介していくので学習を考えている方はフォローしてください。日々の積み重ねは小さいですが数年後にはリモートワークと高単価で気楽な人生になります。

Twitterもやっていますので併せてフォローをおすすめします。SESに入って後悔したくない人は行動しましょう。この記事にいいね、noteのフォローも忘れずにお願いします。今行動できるなら未来は変えられますよ。

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