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男の肋骨から女は創られた?

夫に、”ニューハーフと元々女性の見分け方って知ってる?”と唐突に聞いてみた。

なんでこんな話になったかと言うと、一緒にNMIXX(夫婦揃って箱推し)のYoutubeを観ててKPOPアイドルの子たちの衣装って基本クロップド丈が多いじゃないですか。
それでくびれの話になって。

どんなに綺麗な女性の見た目してても、男と女だとくびれの始まる位置が違って
て見分けられる
んだよって話をしたんです。
結論を言うと、骨格の違いで男の方が肋骨が広がってて女が下に向けて窄まってる形になっている(個人差あり)。

※メディバンペイント内の画像をお借りしてます。

だから女の方がくびれがヘソより上の位置から始まるのに対し男はヘソの横あたりから始まるらしいよと。

この画像見てふと、そもそも女より男の方が肋骨の数が1本少ないって認識してたことを思い出して。

幼少期に読んだ聖書に(別にクリスチャンじゃないのに)アダム(男)の肋骨の1本からイブ(女)を創り出したって書いてあったと記憶していて。
子供心に”え〜!!ってことは男の人は骨が1本足りないんだ〜!!”って素直に信じてました。爆
と言うか、幼少期から神話とかそういった話ってロマンがあって大好きなんです!


…話を戻しますが。笑

夫にもこの話をしたんです。で、子供の頃の記憶だから間違ってるかもと思って改めて調べてみたんですよね🤔

旧約聖書では、創世記第2章にアダムのあばら骨からイブが造られる記述があり、以下の資料に掲載されています。
 〇『旧約聖書人名事典』 ジョアン・コメイ/著 東洋書林 1996年
 〇『創世記を読む』 和田幹男/著 筑摩書房 1990年                                     また、「アダムのあばら骨の1つを取ってイヴを生んだという考えは、シュメールの出産の女神ニンーティ(あばら骨の女神)から出たものである。」と以下の資料に記述があります。
 〇『神話・伝承事典』 バーバラ・ウォーカー/著 大修館書店 1988年

とググったら出てきました。
やっぱり聖書に書かれてたんだって、5歳の私の記憶すごーいって只々なったんですけど。笑

ただこれ、調べてたらどうやら訳し間違えでは?と言う見聞も発見しまして。

創世記に書かれている“肋骨の女”に相当するシュメール語は、その音価で“Nin-Ti ”といいます。“Nin”は女性を意味します。そして“Ti ”にはいろいろの意味があるなかで、ヘブライ語の語り手は、Ti を‘肋骨’と訳してしまったのが間違いのもとです。
結論から言うと、‘肋骨’の女ではなく、「“命あるものの母としての”女性」と訳すべきであったと私は考えます。

京都大学特任教授 資源•環境ジャーナリスト 谷口 正次

「歴史上最大の誤訳  -女は男の肋骨からつくられた-」より抜粋

私はシュメール語もヘブライ語も分からないので何が正しいとかは分からないですが、実際男女で肋骨に本数の差はないわけだし、盛大な誤訳ってのも面白いなと思いました😂笑

これを機に聖書を読み直してみるのも面白そう。
日本神話も大好きだし、案外ちょっと事実に基づいてる気もして夢があって良いなって思うなぁ。


昔から夫との何気ない会話からこうやって深く調べたりすることが多いんだけど、
noteを始めてからはちょっとしたネタになって良いですね。笑
ありがとう夫…。笑

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