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スラムダンクの田岡監督

スラムダンクってほんとに何年たっても色あせないマンガ。

これほどハマったマンガは、なかなかありません。

だってこれ、読んでたの中学生から高校にかけてですよ?

もう20年以上前のマンガなのに、何度読み返しても感動してしまう。


熱狂的なファンがいるのはご存じの通り。
キャラクターが魅力的過ぎる。

自分、一番好きなのは炎の男みっちーです。

でも今日は、みっちーの話じゃなくて。


オトナになってから読むと、また違った視点が見えてきたのは驚きでした。

それが、田岡茂一。

ライバルの陵南高校の監督。

結構マイナーなところかもしれないけど、この田岡監督、
かなり優秀な上司だと思うんですよね。


良い選手を見つける選別眼

自分のチームを強くしたい。

監督であれば、当然のことですが、高校で陵南に入学させるため、
中学からスカウト活動をするとは、さすがです。

警察組織も、人事異動期になると、ドラフト会議があります。

できる課長はやはり、仕事ができる部下が欲しい。
だから、普段の仕事ぶりをちゃんと見ているんですよね。

警部補の立場から見ていると、課長の動きって結構見えるもの。

特に、課長がドラフトで誰を選ぼうとしているのかで、
どれだけ人をちゃんと見ているのかが見えてしまう。

仕事ができる課長はやはり、時間をかけて仕事ぶりを見ているものです。

改めて読むと、田岡監督の仕事ぶりはすごいなと思ってしまいました。


やる気を引き出す部下への声掛け

陵南の主力選手の魚住がくじけそうになった時。

声掛けが秀逸でした。

恥ずかしげもなく自分の夢を語り、いわゆる『アイメッセージ』を送っているんです。

ユーメッセージよりもアイメッセージを使うことで、相手の心に響きやすくなるんですよね。

これ、部下の指導方法としてかなり使えるんです。

『あなたは○○してくれない』というよりも『私がこうされると悲しいから○○してほしい』と言った方がぐっと伝わりやすくなります。


田岡監督はこれをうまく使っているんです。

もしかしたら、本心から言っているのかもしれませんが、
かなり効果的な使い方をしているんだな、と改めて思っちゃいました。


選手を決して責めない

陵南が決勝リーグで負けたとき、自分の采配ミスだとはっきり行ったんですよね。

これ、なかなかできないこと。

でも、上司としては一番大事なことなんですよね。

選手に責任を負わせないって、超カッコいいなと。

最初に読んだ時も感動したけど、大人になってから読むとここの下りはほんとに感動してしまいます。


なんか、こんなこと書いていたら、また読みたくなってきちゃいます。

陵南戦だけでも読み返しちゃおうかな。

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