ストロング缶の弊害
今日はちょっとだけ真面目な話を。
先日、大手飲料メーカーが、あるニュースを発表しました。
それは、8%以上の缶チューハイを今後は発売しないというもの。
率直な感想として、その経営判断をした会社は
素直に応援したいと思いました。
これは、元警察官の立場としての、個人的な感想ですので
あらかじめご了承ください。
現実逃避には打ってつけ
アルコール度数8%以上のチューハイって、単純に強いですよね。
ビールでだいたい5%だから、ちょっと高いのかなって程度に感じてしまうかも。
でもこれ、違うんです。
このお酒を飲んでいる人は、手っ取り早く酔っぱらいたいという場合がとても多い。
現に、自分の周りにもいました。
ビールを何本か飲むなら、ストロング系1本飲んだ方がいいって。
楽しく酔いたいのではなく、早く酔っぱらって寝てしまいたいって人がすごく多かった。
確かに、効率的な感じもするけど、かなり危ないんですよね。
現実逃避をしたいがために、体を痛めつけて飲んでいるような気がして。
一番行きたくない現場には必ずあるストロング缶
たぶん、刑事課員であれば、飲んじゃいけない飲み物なんだと察知している人も多いはず。
刑事課員があまり行きたくない現場。
ご自宅で亡くなっている現場には、
たいていあるのがこのストロング缶。
1人暮らしの人のところには、高確率であったイメージがあるんです。
亡くなった理由は違ったとしても、
現実逃避の手段になっていたのかな。
そんなイメージ。
ちょっとすさんだ生活をしている人のところには必ずといっていいほど
この空き缶がありました。
あとは、大容量の焼酎のペットボトルも結構な確率でありました。
無意識のうちに、ストロング缶は飲んじゃいけないものだって理解していたような感じ。
お酒はほどほどにたしなむ程度がちょうどいい
別に、医学的な知識があるわけじゃありません。
多分、体には良くないんだなっていうのを無意識のうちに学習していたんだと思います。
そんなに強いわけでもないから単純に選ばなかっただけかもしれないけど。
お酒の力を借りて気軽に酔っぱらいたい気持ちはよくわかります。
でも、刑事を経験した元警察官としては、極力飲むのを避けてほしいなと思うのが、このストロング缶。
程よく酔っているときが、多分一番心地いいはず。
ちゃんと蒸留した焼酎は、翌日にも残りにくくておすすめです。
悪酔いせずに、楽しく飲みましょ。
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