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地味に続く介護

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故郷に残る一人親への対応を中心に、関連する話題を書いてまとめています。黄昏時のサラリーマンが直面しつつ、あまり会話に出てこない内容なので、斜め読みして頂くことで取っ掛かりとしてお…
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2023年11月の記事一覧

「ああ、あれか」と思う程度に忘れかけていた請求書が到着

「ああ、あれか」と思う程度に忘れかけていた請求書が到着

今日は朝から昼にかけて雨でした。私の勤務先では昼時にかなり激しい降りになり、昼食を取るのに往生する……かと思ったら、昼休みの後半からやんでその後晴れてきました。おかげで傘なしで食べに出られて良かったです。

さて、……。

既報の通り母は病院で最期を迎えた。そのあたりの経緯については以下の記事に記載している。

ここで、入院するためには必要なものがある。医療的なケアは言うまでもないが、食事は病院食

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再び務めた喪主を取りあえず終えての雑感

再び務めた喪主を取りあえず終えての雑感

年末調整、今年からシステム化されてかなり楽になったのですが、それでもちょっとこれでよいのか不安になります。明日再確認して提出までこぎ着けなければなりません。いざとなったら確定申告で何とか、と考え始めています。

さて、……。

先般から記事にしてきているように、母がこの世を去った。享年は90歳を超えている。

亡父が亡くなったのはまだ平成であった頃のこと。それから6年半以上が経過している。年齢から

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看取りを経験する(その6 終)

看取りを経験する(その6 終)

朝からの雨、幸い私が家を出るタイミングでは雨粒が落ちておらず、速攻で駅に駆け込んで難を逃れました。かなりの運を使った気がします。

さて、……。

今回も以下の記事の続きである。そして、これで本稿は終わる予定。

一度看護師が止めたモニターの警告音は、ほどなく再開した。
ピリリリリ、ピリリリリ……いつまでも鳴り続ける。もう止めてもよくないかと思ったが、ちょっと考えて、これもやむを得ないと考えを変え

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看取りを経験する(その5)

看取りを経験する(その5)

先週と異なり、今週は丸々1週間出社予定です。根雪という言葉がありますが、疲れが身体の根っこに残っているような感覚は残っています。ここは踏ん張りどころだと自分に言い聞かせて頑張りたいと思います。

さて、……。

今回も、以下の記事の続きである。

母の容態は悪いなりに低位安定状態がしばらく続いた。それを確認して、従兄に状況説明のLINEを送ろうとしていたところ、いきなり母が大きないびきのような音を

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看取りを経験する(その4)

看取りを経験する(その4)

今日のお昼はレトルトのビーフシチューを食べました。率直に言うとイマイチです。デミグラスソースは仏教のように発祥地で廃れて日本に残った文化なので、大切にしたいですね。

さて、……。

今回も以下の記事の続きである。

私が病院の最寄りのバス停に着いて最初にやったことは何か。それはコンビニでおにぎりと飲み物の買い込み出会った。

緊急時でも、いや緊急時だからこそ補給は必要だと考えたからだ。これを軽視

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看取りを体験する(その3)

看取りを体験する(その3)

今日も目覚めはイマイチでした。外は晴れていて温かかったと思います。この一週間のできごとを改めて記録したり、昔頂いた実家の売却に関する資料を読み返したり、チョコザップで運動したりと、それなりに充実した一日を過ごしました。

さて、……。

今回も以下の記事の続きである。ただ、深刻な話をし続けるのもどうかと思い、今回は半分息抜き的な内容を挟んでいる。但し、虫注意である。

翌朝、早くに目が覚めた。やは

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看取りを体験する(その2)

看取りを体験する(その2)

今日は穏やかな一日でした。そして、食糧の買い出しには適した日でもありました。三連休の初日は、大抵スーパーも空いていますので。

さて、……。

今回は以下の記事の続き。

男性看護師に案内されて母の病室に向かう。母は半分消灯された大部屋の、一番奥のベッドに寝かされていた。既に意識はなく、時折頭をかすかに揺らし、深いため息を吐くかのような呼吸をしていた。もちろん、酸素マスクは装着されている。

既に

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看取りを体験する(その1)

看取りを体験する(その1)

今日は久々に出社、職場の同僚が口々に「ご愁傷様です」と言ってくれました。ありがたくもあり、そっとしておいてほしくもあり、それらが入り混じった感情は父の時と同じだなと、当時のことを思い出しました。

さて、……。

以前のつぶやきで以下のように触れてはきたが、今回からシリーズで目の前で人が息を引き取る看取りについてもう少し詳しく書きたいと思う。グロいことは書かないが、苦手な方は離脱をお勧めする。

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