「ああ、あれか」と思う程度に忘れかけていた請求書が到着
今日は朝から昼にかけて雨でした。私の勤務先では昼時にかなり激しい降りになり、昼食を取るのに往生する……かと思ったら、昼休みの後半からやんでその後晴れてきました。おかげで傘なしで食べに出られて良かったです。
さて、……。
既報の通り母は病院で最期を迎えた。そのあたりの経緯については以下の記事に記載している。
ここで、入院するためには必要なものがある。医療的なケアは言うまでもないが、食事は病院食で、寝起きする場所は病室となる。つまり、食と住はあるのだけど、衣類(着替え)をどうするかが残る。
母の容態から考えて、病室の外を出歩くことは考えなくて良かった。しかし、病室とは言え人が暮らすとなると、着るものは必要。具体的には寝間着と紙オムツである。
老人ホームでお世話になっている間は、衣類は基本的に私たち家族が持ち込んだものを着せて適宜洗濯してもらうことで対処していた。しかし、病院に移るからには新たに担い手を手配しなければならない。
さすがに老人ホームも、施設から離れた場所に入院した者の衣類を日々回収して洗濯してまた着られるように送り届けてくれたりはしない。
幸い、病院側で提携している業者さんがあって、そこを紹介して頂くことで対応することができた。
実は、母を入院させたいという老人ホームの看護師の電話を受けて、入院自体は緊急性があることからお願いした。しかし、手続きはやはり家族対応となる。
だから、私は急いで実家近くの病院に出向き、契約書の様式を受け取って翌朝に提出したのだけど、母は私が契約書を提出した数時間後に亡くなった。だから、実際にこのサービスを利用したのは2日間に過ぎない。
これは結果論であり、長く掛かるかも知れないという予断も持っていた。
それが当たらず、すぐに訪れた母の死。この後は怒濤のごとく通夜葬儀等が始まったので、本件についてはきれいに記憶の向こうに行ってしまっていた。
それが、今日請求書を受け取ったことでタイトル通り「ああ、あれか」と思い、この契約を結んでいたことを思い出したのである。支払う他はない。
これも故人の債務ということで、相続税申告で個人の資産から差し引けるものにカウントされる。さすがに数千円では大した影響もないのだけど。
こんな感じで、お金の出入りはしばらくあり得るので、慌ててまとめようとしてもうまくいかないことをあなたにお伝えしておきたい。
お読み頂き、ありがとうございました。
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