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地味に続く介護

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故郷に残る一人親への対応を中心に、関連する話題を書いてまとめています。黄昏時のサラリーマンが直面しつつ、あまり会話に出てこない内容なので、斜め読みして頂くことで取っ掛かりとしてお…
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2021年5月の記事一覧

コロナ禍でのさまざまな制約にも、めげず顔を上げて

コロナ禍でのさまざまな制約にも、めげず顔を上げて

緊急事態宣言が延長・継続、更に新規に宣言が発出された県も出てきた。

実家のある県も感染者数がかなり増えている。先のGWで帰省しなくて良かったと心から思う。

というのは、自分が帰省道中や実家近辺での感染を回避できたのもあるが、それよりも私の東京からの帰省と実家近辺での今の感染拡大を結びつけられて批判されるリスクを(結果的に)回避した、と考えられるからだ。

私は、大学への進学を機に上京し、爾来実

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実家のモノの有り様から、自宅のモノの持ち方を考える

実家のモノの有り様から、自宅のモノの持ち方を考える

人は、あの世にモノを持っていけない。人間は裸一貫で生まれ、死んでいくからだ。

少なくとも、生きていた時に持っていたモノは、そのままこの世に物理的に残る。このことは疑いようがない。亡父の相続手続を進める上で、雑多としか言いようがない様々なモノと格闘した経験からも、それを実感する。

今は人が住まなくなったとはいえ、まだ実家がある。だから、直ちに整理・処分をしなくても済んでいる。しかしながら、この状

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お年寄りを狙うことに感じる人間の業

お年寄りを狙うことに感じる人間の業

私は父が急逝した直後に、遺品整理を行った。忘れていた私自身の私物も含めいろいろなものが出てきたが、その際にやたらと家の修理の契約書が出てきて驚いた。

今回、たまたまtwitterで流れてきた以下の記事を読んで、その時のことを思い出した。判断能力の低下したお年寄りをターゲットとした商売は多種多様に、かつ今も継続して行われていることを再認識した。

道徳的にどうよ? と感じるのは恐らく正しい。でも、

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