見出し画像

子どもが楽しく学習できる「教え方」

自己紹介

須村 りこ です。
これまで教育現場で培ってきた経験を活かし、
このnoteでは、子どもたちの探求心が高まる楽しい学習方法をお伝えしていきます。

「教え方」のコツ

背景

以前、学習塾に勤めていたことがあります。
未就学~小学生を対象に、
成績や点数よりも、感性や知的好奇心を育むことを大切にした塾でした。

教室で授業をするだけでなく、日帰りや宿泊で遠足に行くことも多く、
参加した子どもたちはその先々でいろいろなアクティビティを体験します。

特に宿泊遠足では身体を動かすアクティビティも多く、例えば、
・ツリークライミング(木の枝からぶら下がったロープにハーネスが付いており、それを身体に装着して木登りをする)
・沢登り
・パラグライダー
・空中アスレチック
などを行いました。

もちろん、安全管理やスムーズな運営のために、
若い先生たちは子どもたちと一緒に率先して体験します!

自分自身が初体験なのにも関わらず、
怖がったり、やり方が分からず止まってしまったりする子どもたちに、
なんとか楽しく体験をしてもらわなくてはいけません。

その際に気を付けていたのが、「動作を細かく分けて言語化すること」です。


一挙手一頭足を言葉にしよう

「動作を細かく分けて言語化する」とはどういうことか。

例えばアスレチックでは、
「おいでー」
「上に上がってきてー」
「前に進んでー」
というだけでは伝わらないことが多いのですが、

「まずは左足をここにかけて」
「それができたら右手をここに持ち替えるよ」
「次は右足をかけられるところを探そう」
「ほら、少しずつ進んでるよ」
など、「登る」という一つの動作を細かく分けて言葉にします

また少しずつできるようになってきたら、
「手さえ持っていれば、足は離れても大丈夫だよ」
「両手両足4か所のうち3か所が止まっていれば転ばないよ」
など最低限おさえるべきポイントさえ伝えれば、
どんどん一人で動けるようになっていくのです。

成功体験をつくろう

これはアスレチックに限らず、普段の生活にも応用できると思います。
うちには2歳の子どもがいるのですが、
「歯磨きして!」
というだけではなかなか行動をおこしてくれないことも多いです。

そんな時には
「踏み台に乗ってね」
「赤い歯ブラシとって水で洗える?」
「踏み台を降りておいで」
「そこに座って歯磨きしよう」
などなど、行動を細かく分解して言葉にしています。

小さなことですが、こうした声掛けを少し工夫することで、
子どもの「できた!」という体験が増えます。
成功体験が増えると、それが自己肯定感や自信につながり、

「もっとやってみたい」という探求心につながるのです。

こんな方におすすめ

・子どもへの教え方に不安がある方
・一生懸命教えているのに、子どもが聞いてくれないとお悩みの方
・子どもの自己肯定感、探求心を伸ばしたい方
はぜひ、noteを続けて読んでくださると嬉しいです!

ブログ①:https://korisumura-library.amebaownd.com/pages/5314024/blog
ブログ②:https://korisumura.com/
twitter:https://twitter.com/risukorisu375 
お問い合わせ:https://onl.bz/ZnYHSe9


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?