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★MOVIE★スクリーンで絶対観て欲しい映画『Mommy/マミー』

こんばんは。りこです。3連休はみなさんいかがお過ごしでしょうか。

先日グザヴィエ・ドラン監督の新作『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』が公開されました。もう早くみたくてウズウズしています。

そんなドランの私のおすすめ作品について書いていきます。

〇グザヴィエ・ドランとは

カナダ出身の映画監督で映画監督、脚本家、編集者と様々な顔を持ってます。もともとは子役出身の俳優として活動していましたが、19歳のときに監督、主演、脚本、プロデュースをした『マイ・マザー』が国際的に高い評価を受け、それ以降トロント国際映画祭、カンヌ映画祭などで数々の賞を受賞しています。現在31歳の映画界の期待の星です。

俳優出身なので顔もイケメン。その上才能があるなんて人生は不平等ですね。

〇超絶オススメ『Mommy/マミー』

7作あるドランの作品のうち私が一番好きなのは『Mommy/マミー』(2014年)です。

・あらすじ

ある世界のカナダでは、2015年の連邦選挙で新政権が成立。2ヶ月後、内閣はS18法案を可決します。公共医療政策の改正が目的です。中でも特に議論を呼んだのは、S-14法案でした。発達障がい児の親が、経済的困窮や、身体的、精神的な危機に陥った場合は、法的手続きを経ずに養育を放棄し、施設に入院させる権利を保障したスキャンダラスな法律です。

ダイアン・デュプレの息子スティーヴは障害を抱えていていくつもの施設をたらい回しにされましたが、どこにも手に負えず母親のもとに送り返されます。問題児とはいえ息子に愛情を注ぐダイアン。そんな親子は向かいの家に引っ越してきたカイアと出会い、親交を深めていきます…。

参考:映画『Mommy/マミー』オフィシャルサイトより

〇おすすめポイント

この作品は2014年のカンヌ映画祭で当時83歳のジャン=リュック・ゴダールと審査員特別賞をW受賞したことで大変話題になりました。ゴダールと肩を並べられるなんてそれだけでこの映画の凄さがわかります…。

私の大好きなシーンは劇中でOasisのWonderwallが爆音でかかる箇所です。この映画は前半区画が1:1のインスタサイズで撮られているのですが、このシーンから現代のスクリーンサイズになります。爆音でWonderwallがかかる中スティーヴが画面を思いきり広げます。そのシーンはスティーヴが自分の殻を破り彼が世界を広げていくともとれますし、「人生はインスタサイズじゃない」そんなメッセージが伝わってくる感じがして大好きです。たぶんYOUTUBEで100回くらい観ているんじゃないかっていうシーンですね。この迫力はスクリーンでしかわからないと思うので、ぜひスクリーンに行ってみてください★

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2014年の映画ですが、今ユジク阿佐ヶ谷で上映されています。近い日にちですと3/22㈰に上映がありますのでぜひ行ってみてください。

ユジク阿佐ヶ谷

最後まで読んでくださりありがとうございました。



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