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妥協ナシのクリエイター!動画班紹介!

こんにちは!
立教大学経営学部4年 BL2統括の唐鎌光生です。

前回に引き続き、プロジェクトチーム紹介第5弾!
ということで、今回は動画班についてご紹介します🙌

BL2では、大イベントであるSS1(キックオフ)や本選にて動画を流します。大きな会場で迫力ある動画が流れることで、受講生のモチベーションが高まるのです。動画班は、そこで流す動画を作成してくれているプロジェクトチームです。
日常的なリーダーシップ開発の授業とは打って変わって、動画作成にはクリエイティブさと忍耐力が求められます。今日はそんな動画作りのプロセスを垣間見ていただきたいと思います👀

今回も動画班のメンバーから紹介してもらいました。動画作成者によるリアルな声です。ぜひ最後までご笑覧ください!

▼前回のプロジェクトチーム紹介はこちら


1.動画班について

はじめまして!立教大学経営学部経営学科3年の中塚萌(なかつかもえ)です。22BL2運営では、SAと動画班として活動させていただいています。

<中塚萌の自己紹介写真>

今回は、動画班についてお話しさせていただきます。動画班とは、ずばり動画を作成する班です!メンバーは私を含めた3人が所属しています。

そもそもですが、私が動画班を志望した理由は2つあります。
1つ目は、動画作成に興味があったから。私はYouTubeが好きで、動画は編集だけで倍以上面白くなると感じていたので、自分で実際に動画を作ってみたいなぁと思っていました。
2つ目は、自分で作成した動画が大きなスクリーンに投影されるということを体験できるから。実は数年前まで、映画監督になりたいという夢がありました笑 元々映画を見ることが好きで、自分でも映画を作りそれを誰かが見て、感動を与えられた時に満足感を得られそうだなと思い、憧れていました!
どちらにも共通して、自分の頭の中で考えていることや面白いことを、他者に共有して心を動かしたい。そんな思いで、動画班のメンバーになりました!

少し脱線しましたが、22BL2で動画班が活躍するタイミングは2回あります。
1回目は、4月上旬にタッカーホールで行われたSS1(キックオフ)でのオープニング動画(以下OP動画)の作成です。
2回目は、7月上旬に行われる本選です。本選では、OP動画、本選出場班発表動画、クロージング動画の3本を作成し投影します。盛りだくさん!

▼SS1(キックオフ)の様子はこちら


22BL2運営の活動が始まって半年が過ぎようとしていますが(※取材時は2022年5月17日)、上記の活動タイミングを見て分かる通り、動画班の活動はまだ1回しか行っておりません。

そのため、今回は私が担当したSS1(キックオフ)のOP動画を作成した時のプロセスについて綴っていきたいと思います。
ちなみに、動画班は1本の動画をメンバー全員で作るのではなく、1本の動画を1人で担当するという完全フリーランス集団です!(もちろんお互いに相談はします😷)

2.動画作成から上映までのプロセス

私は、動画締切日から2週間ほど前に動画作成を始めました。これから下記のステップごとに、それぞれどのように取り組んだか説明していきます。

【動画作成には6つのステップ】
①動画の構成を考える
②動画の素材を集める
③動画を編集し、音楽をつける
④動画に対してのフィードバックを貰う
⑤フィードバックをもとに手直しをする
⑥本番で流す✨

私流です笑

ちなみに、SS1(キックオフ)のOP動画における目的は「動画を通して『これからBL2が始まるゾ!』という高揚感を受講生に感じてもらい、モチベーションを高めること」でした。BL2として最初の授業になることから、この目的に設定しました!

①動画の構成を考える

最初にどの順番でどんな動画を入れるのか、ということを考えました。私は、今までOP動画というものを作成したことがなかったのでYouTubeにアップされている結婚式のOP動画をたくさん見て勉強しました。

②動画の素材を集める

次に、考えた動画の構成をもとに、過去に撮影されたBLPの写真や動画をダウンロードして、使えそうな素材の選別をしました。そこで気をつけたことは、その写真や動画の中にアイコニック(象徴的)なものがきちんと映っているのかということです。BL2の受講生はBL0、BL1と受講してきているので、それぞれのシンボルがこれにあたります。例えば、昨年度のBL0クライアントであるカルビー株式会社様や、BL1のロジックツリーなどです。

▼BLPの授業形態についてはこちら

③動画を編集し、音楽をつける

素材を選別したら、Cap Cutという無料アプリを使って、選別した素材に編集を加えていきます。実は、Adobe Premiere Proもダウンロードしていたのですが、私のMacBook Airでは動きがガタガタかつ、使い方が複雑で私の手には負えませんでした。そのような背景から、SS1(キックオフ)のOP動画は全てCap Cutで作成しました。

編集はもちろん、BGMによって動画の雰囲気が変わるので、選曲には苦労しました。動画編集は細かい作業が多く大変ですが、自分の想像した動画を形にできると、なんとも言えない達成感に浸れます。

④動画に対してのフィードバックを貰う

動画がある程度完成したら、動画班のメンバーはもちろん、22BL2運営陣や統括の方からもフィードバックをもらいます。正直、自分が作った動画は何度も見返すので、何が良くて何が悪いのかが分からなくなります。そのため、褒め言葉もアドバイスも、全てがありがたかったです。

⑤フィードバックをもとに手直しをする

最後の仕上げとして、貰ったFBをもとに手直しをしていきます。私はこのステップがとても好きです。そこまで自分だけで考えてきた作品に、運営陣みんなの意見が入ることで、22BL2運営の作品になるからです。

⑥本番で流す✨

右往左往しながら、なんとか完成した作品を、約300人の受講生の前で流します。動画を作成する中で何十回も見てきた作品でしたが、いざタッカーホールで上映されると別の作品のように感じられました。3分弱の短いOP動画ですが、受講生の反応を直接感じることができ、とてもやりがいを感じることができました。

以上が、動画作成から上映までのプロセスになります!

<SS1(キックオフ)OP動画の一部写真>

3.動画完成までの高い壁

最後に、SS1(キックオフ)のOP動画を作成するプロセスの中で、最も大変だったエピソードをご紹介します。動画作成の裏側はここまで泥臭いんだ、ということをぜひ知っていただきたいです笑

動画を編集し(6つのステップの中で言うステップ③まで終えた状態)、本番3日前のリハーサル内にて動画を流すことになったので、大画面で運営陣みんなに見てもらいました。
褒め言葉もアドバイスもたくさんもらうことができました。動画を流す前まではとっても不安だった作品でしたが、流した後には改善点はまだ沢山あるものの、意外と受け入れてもらえて良かったと安心しました。
しかし安心したのは束の間、統括(唐鎌さん・大類さん)の2人に声をかけられました。

「ねぇねぇなかもえ、この動画の意図ってなに?」

私は、「BL2として最初の講義になるので、動画を通して『これからBL2が始まるゾ!』という高揚感を受講生に感じてもらいモチベーションを高めてもらうため」と、少しソワソワしながら答えました。

なぜソワソワしていたかというと、自分でも最初に決めた目的と、作成した動画とが噛み合っていないように感じたからです。多少気づいてはいたものの、動画を完成させなければならないというプレッシャーと、ここまで作り上げた動画を修正する手間を考え、ソワソワ感に蓋をしていました。
しかし、自分で実際に動画の目的を口に出したことで、何が大切かを思い出しました。私は、動画を作る上で絶対に避けたかったことがあります。それは、自分や運営陣の自己満足の動画にならないことです。この時点でもう一度動画を見返すと、約2週間かけて作った動画は、目的に噛み合っていない部分があり、私たちの自己満足になっているのではないかと感じました。また、時間をかけて選んだBGMに関しても、著作権の観点から著作権フリーの中から選ぶようにお達しがきました。泣

ここで察しの良い方は気づかれたかと思いますが、本番3日前の夜に、動画作成のやり直しをすることにしました!間に合わないカモ、、、と焦った私は、家に帰ってすぐに動画作成をステップ①からやり直しました。

「2週間が無駄になってしまったのか!」と思われる方もいるとは思いますが、実際には無駄にはなっていませんでした。動画編集ソフトの使い方も慣れているし、様々なフィードバックもいただいていたので、それを踏まえて思ったよりも素早く作ることができました。

動画の再作成で最も大変だったことは、BGM選びです。先ほども書いた通り、BGMは動画の印象を大きく左右します。探していたBGMの条件は、「明るい雰囲気でキャッチーだが、パーティ音楽すぎないこと」です。
今まで著作権フリーの音楽を聞いたこともなかったので、動画の雰囲気に合う音源を探すことにとても苦労しました。(その日は約4時間、YouTubeで著作権フリーの音楽を流していました笑)
ステップ①〜③を経て、なんとかOP動画ver.2を完成させることができました。(時間にして約24時間💦)

次の日にまたリハーサルがあったので、新しくなったOP動画ver.2を流しました。
なぜか、前日のリハーサルで動画を流した時よりも緊張しませんでした。それはきっと、自分の中で作成した動画に自信を持てていたからだと思います。
いくつか新たにアドバイスをいただいたものの、ver.1よりも運営陣みんなの反応が良く、心から作り直して良かった!!!と思いました。

動画を作るプロセスや葛藤を発信する機会はなかなか無いので、長々と綴ってしまいました。
次に動画を作る時は本選です。目的に沿った動画で受講生を感動させられるように、精一杯頑張ります!

<SS1(キックオフ)OP動画の一部写真>

4.おわりに

今回はプロジェクトチーム紹介第5弾ということで、動画班についてメンバーの中塚萌から紹介してもらいました。
動画作成へのこだわりを伝えてくれてありがとう!

途中で統括の名前が出てギクっとしましたが(笑)、追い込まれた状況からの追い上げは彼女の強さです。

受講生に感動を届ける動画を作る。
絶対に妥協はしない。

そんなこだわりを感じられました。
残りの動画も、動画班のメンバーならこだわりを持って作り上げてくれると思うので、今からとても楽しみです!

次なる舞台である本選でもnoteを投稿させていただくので、その際はぜひ動画班のことも思い出しながらご覧いただけると嬉しいです👀

それでは!今日も素敵な一日をお過ごしください。

唐鎌光生

【次回予告】
次回はプロジェクトチーム紹介第6弾!
運営陣内のチームワークを活性化する「チームビルディング班」についてご紹介します!ぜひ通知をオンにしてお待ちください🌈

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