きっと季節が巡るたび思い出す|育児日記
2024/3/30 6m15d
くんちゃん、すごい。昨日までずり這い未満だったのに、今日はどう見てもずり這いになっていた。手足を規則的に前後することはまだまだ上手にできていないけれど、グイグイジタバタ泳ぐように前へ進む。謎の執着を示すリモコン目掛けて前へ前へ。リモコンをあっちこっちに移動させるとぐるぐる方向転換も見事にこなす。ものの数十分で上達していくのが、目に見えてわかるのだ。これはハイハイに進化するのも時間の問題だ。
今日は日中23℃まで上がったらしい。格好のお散歩日和だ。公園へ行くと、春を待ち侘びていた人たちであふれかえっていた。残念ながら桜はまだ一分咲き程度だけど、みんなめいめいに楽しそうに過ごしている。いい季節がやってきた! 昨年の今頃、お腹の中にいたくんちゃんといつかお花見をすることを夢見ていた。ついにこのときがやってきたのだなあ、としみじみ。来週には桜がもっと開花するだろうから、また一緒に来よう。当のくんちゃんは、ベビーカーが気に食わなかったらしくギャン泣きだったけど。抱っこしながら歩いたら汗だくになってしまった(よりによって汗じみ丸出しの服!)。疲れたので自販機で麦茶を買い、ペットボトルの蓋からくんちゃんに少しずつ飲ませてみる。すると、半分以上は服に吸われたが、口を開けてもっともっとと要求するではないか。たったそれだけのことで、なんだかすごく感激してしまったのだった。きっと来年の今頃は、自分の足で歩きたがっているのかな。それとも逆に、歩きたくなくて自分からベビーカーに乗りたがっているかもしれない。毎年いろんな思い出を積み重ねていこうね。
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