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19歳の企業研修(京都デニム)

・インターンシップ初日

京都駅北口を降り鴨川方面に約5分歩くと京都デニムに到着。

京都デニム  https://g.page/kyoto-denim?share
〒600-8208
京都市下京区小稲荷町79-3 

店の前には木製の看板やデニム生地を使った暖簾が飾られており、店舗に入る前から和の雰囲気をすごく感じた。ガラス張りでシンプルな商品の配置、打ち水されており涼し気な空気を感じながら入店。

・店内の様子

お店に入ると最初に目に入るのはデニム生地に染色されている京友禅染め、デザインは花柄や鳥獣戯画などの京都の伝統的なデザインを中心に販売されている。
着物の柄をデニムに落とし込んでいるのが一目でわかるデザインだ。
京都デニムに行く前の自分の印象では衣類などを多く取り扱っている物だと思っていたが、店内にはたくさんのバッグが飾られており印象がガラッと変わりデニム生地を様々な物に応用、活用されている。

・店内の商品

 まずは代表的な京友禅染めジーンズ、職人さんの手作業で作られており、
全て一点ものの商品。デザインなどは全て自分で選べて、お好みの場所などにも入れてもらう事が可能。岡山のデニムを使用しており、デニムの触り心地が良い。
また、オーダーをする事もできるので、自分だけのオリジナルのデニムを作れるので、一生物のジーンズが手に入りそうだ。


その次に独特なデザインの入ったTシャツで、カラーはブラックとホワイトの2つ。
ホワイトはデザインが2種類ありもちろん手作りの商品で、ボディの生地も高級感があり何度も洗濯しても型崩れしない

https://kyoto-denim.com/shop/shirt_w17/

ブラックは鶴のデザインが染色されていてカラーは黄色みの配色。
袖に染めてあるものと胸の部分にデザインされている2パターン。この2色の配色は黒がベースになっている為、羽織りものの中に着ることや、ロングTシャツの上から着る事もできる。その日の気分に合わせて使い分けできる。

https://kyoto-denim.com/shop/shirt-b04/

更に種類の多さに驚いたのはバッグの種類のおおさで、トートバッグやメッシュ生地の物もあるのでバリエーションが豊富。
その中でも特にデザインが独特だった商品はSHIZUKU BAG
SHIZUKU BAG(Collection shoulder bag) ・・・「雫(しずく)をコンセプトに制作され、美しくきらびやかな色合いと、自然から切り出してきたかのようなフォルム」
というコンセプトをもとの作られているそうだ。実物を手に取った感想は、他のブランドには無いフォルムと絶妙な配色。片面はスカイブルー、反対はネイビーなので様々な物に合わせられる。
さらに機能も抜群で持ち手には頑丈で丈夫な平結びを使っている。
平結びというのは長くから人々に使われてきた技法だ。このアイディアを持ち手の部分に持ってくるのは、京都デニムの商品ならではである。実際に店舗へ行って実感してもらいたい。
https://kyoto-denim.com/product-category/collection/shizuku/

是非、京都デニムのバッグにも注目。

https://kyoto-denim.com/classic-bags/


 ・京都デニムの魅力

僕が思う京都デニムの最大の魅力は、京都ならではの文化を最大に活かしつつ現代風の形にしているところだと感じた。
その理由は二つあり、一つ目はまず伝統や歴史を思い起こさせれるような発想がある事。
京都の伝統文化に対する認知度が減少していて、学校の授業などで少し聞く程で、深く認知されていないのが現実。
現代まで京都に受け継がれてきた伝統文化の知識やその大切さを、たくさんの人に知ってもらいたいという想いが感じられる。
簡易で手軽に着用できるファストファッションが多くなる一方、職人さんの手作りにより産みだされる商品は、手に取ったお客さんを一気に引き寄せる。
僕は、その技術の高さや京都ならではの雰囲気を楽しんでもらえるような工夫が施されいる部分に魅力を感じた。

二つ目は、お客さんを引き寄せるブランディングだ。
海外や全国のお客さんの想像している京都のイメージをそのまま商品化したようなデザインに僕は圧倒された。
デニムはカジュアルなイメージのアイテムだが、京都デニムはアイディア一つでどこか着物を身につけているかのような気分にさせてくれる。
お客さんのお気に入りのデニムのパンツにオリジナルで高価なものにアレンジできたり、お客様に合わせて京都に染まってもらうような企画なども、奥が深くまだまだ引き出しがありそうだ。
さらに、海外の観光客の方からの評判も非常によく、海外にはない技術をデニム生地に施されている事には観光客の方も驚いているようだ。海外の方は日本のお客さんよりも京都に対するイメージが豊かで京都に旅行に来る際にもかなりの期待を膨らまして来る筈だ。
その期待にピンポイントで合わせれるのは、京都デニムの商品だけだとおもう。誰もが見てわかる京都デニムの魅力だ。

是非、京都に来た際は寄って訪れてみるのはどうだろうか。

https://kyoto-denim.com/kyotodenim/

https://kyoto-denim.com


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