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わし流 芸術の春夏秋冬

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美術館・文学館・映画館など、いろいろ行ってます。
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2023年7月の記事一覧

傾いてるなぁ…!! 普通なら「危ないからそろそろやめるか…」となりそうな57歳で中車が宙乗りをこれから始めると聞いて急きょ出撃! わし流 芸術の夏2023⑧「七月大歌舞伎 菊宴月白浪 忠臣蔵後日譚」歌舞伎座

傾いてるなぁ…!! 普通なら「危ないからそろそろやめるか…」となりそうな57歳で中車が宙乗りをこれから始めると聞いて急きょ出撃! わし流 芸術の夏2023⑧「七月大歌舞伎 菊宴月白浪 忠臣蔵後日譚」歌舞伎座

というわけで、建て替えから10年たってようやく新しい歌舞伎座へ。
東京メトロ東銀座駅改札を出た瞬間に、なんか華やか。
物事は比べてみるとわかるもので、このところおなじみの国立劇場はどちらかというと地味だったんだなぁ。

宙乗りは舞台から3階へ上がるより、3階から舞台へ降りる方が怖いと思うのですが、ワシはその下りる直前のすぐ近くの席だったので、中車(香川照之)が緊張しているのが伝わってきました。汗も

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美術館に見に行ってなかった頃のワシも、30年くらい前に立川に見に行ったなぁ…わし流 芸術の夏2023⑥「山下清展 百年目の大回想」SOMPO美術館…このごろ居心地がよいここの3階だけど、もしかしたら今回で最後かも…⑦「令和5年7月歌舞伎鑑賞教室」国立劇場 大劇場

美術館に見に行ってなかった頃のワシも、30年くらい前に立川に見に行ったなぁ…わし流 芸術の夏2023⑥「山下清展 百年目の大回想」SOMPO美術館…このごろ居心地がよいここの3階だけど、もしかしたら今回で最後かも…⑦「令和5年7月歌舞伎鑑賞教室」国立劇場 大劇場

山下清が放浪したのは徴兵検査を極度に恐れたからとのこと。たしかに嫌だよね…。

作品はもちろん、放浪していたときの大きな浴衣やリュックの展示もありました。

なおSOMPO美術館には最後のところにグランマ・モーゼスの作品の常設展示がありますが、この2人は記憶をもとに描いたことなど、共通するものが大いにあるとおもいます。

いっぽうおなじみの国立劇場。今回は「双蝶々曲輪日記-引き窓-」。
歌舞伎鑑賞

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ここ4~5年、この3千年くらいの古今東西の芸術を見てきたつもりだが、このジジイが一番凄いかもしれん!! わし流 芸術の夏2023④「葛飾北斎と3つの信濃-小布施・諏訪・松本-」長野県立美術館…初日に行ったゾ

ここ4~5年、この3千年くらいの古今東西の芸術を見てきたつもりだが、このジジイが一番凄いかもしれん!! わし流 芸術の夏2023④「葛飾北斎と3つの信濃-小布施・諏訪・松本-」長野県立美術館…初日に行ったゾ

「大人の休日俱楽部パス」を利用して長野に日帰り遠征。

あちこちで何回も見ている浮世絵や肉筆画に加え、今回は小布施の上町祭屋台や岩松院の天井絵「鳳凰図」の精巧なレプリカなど、これでもかという北斎三昧。とにかく圧倒されました。全盛期が70代、80代というのも凄い!!

帰りはあいにくの大雨に。そういえば冬に東山魁夷で来たときは大雪になってしまいましたっけ。ワシは長野に嵐を呼ぶ男…?

おもわず笑っちゃうような面白い表情がいっぱい! わし流 芸術の夏2023③「特別展 古代メキシコ」東京国立博物館…ワシが好きなのは〝半世紀前〟の恐竜だった!④「恐竜図鑑」上野の森博物館

おもわず笑っちゃうような面白い表情がいっぱい! わし流 芸術の夏2023③「特別展 古代メキシコ」東京国立博物館…ワシが好きなのは〝半世紀前〟の恐竜だった!④「恐竜図鑑」上野の森博物館

古代メキシコはルチャドールのマスク等にも多大な影響を与えているようです。

ワシが好きだったのは半世紀ほど前に想像されていた、ちょっと「怪獣」的なもので、現在考えられている「トカゲ」調のものになるとちょっと好きでもないということになってしまいます。