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寝かしつけ中に暴れ回るASD疑惑っ子に効果的だった対応

ご訪問ありがとうございます。2歳8ヶ月のASD疑惑持ちの息子と5ヶ月の娘を子育て中のリケジョママです。

前回(睡眠改善ものがたり)の続きで、今日は、寝室で暴れ回る息子に効果的だった対応方法についてまとめます✨

寝室で23時まで暴れる息子

対策を始める前の息子は、寝室に行くと何故か直前までの眠気が吹っ飛んで毎日暴れまわっていました。

走り回る、ベッドからジャンプする、私の髪を引っ張る、叩く、のしかかってくる・・・ついには、無理矢理おっぱいを出して飲もうとする。

「やめて」と言っても無視、友人から泣き真似が良いと聞いて「えーん、いたいよー;;やめて〜」と言ってみると、ケラケラ笑って余計に楽しくなっちゃう。

そして毎日23時まで暴れ回る息子に、ほとほと困り果てていました。

応用行動分析学(ABA)で対応

そんな息子に、応用行動分析学という療育現場でもよく使われている手法を使って対応してみることに。

ちなみに、応用行動分析学はこちらの本で学びました。

暴れていても反応しない

第一段階として「消去」という方法を試すことに。

これは、子どもが望ましくないことをしている時に、”反応しない”という手法です。

子どもの根源的な欲求として「親に注目されたい」「かまってほしい」というのがあるので、親が無反応だと自然とその行為をやらなくなる、という訳なんですね。

のしかかられても、髪を引っ張られても、可能な限り寝たふりを続けます。

あまりに唐突に攻撃を受けた時は、思わず声が出てしまいますけどね・・;

最初はほとんど効果を感じなかった(というか、攻撃中に声を出さないことに必死で効果を検証する余裕がないw)のですが、時間をかけて徐々に効果が現れたような気がします。

消去でダメな時は部屋を出る

消去をし続けても暴れる、もしくは危険すぎてすぐに止めなくてはいけない行動をした時に実践したのが、「タイムアウト」という手法です。

強く叩く、引っ掻く、噛む、ベッドから飛び降りる、あまりに長く暴れ続ける、という時に、「それはダメだよ」と伝えて部屋から出るのです。

すると、泣いて「ママーーー」と呼ぶ息子。しばらくして、部屋に入るときに「ねんね、できる?」と聞いて、うなずいてくれたら部屋に入って寝かしつけを続行します。

上手くいくと、そこからはゴロンとして寝る態勢に。しばらくすると寝かしつけ成功!となります。

タイムアウトの効果がなくなる!?

しかし!しばらくしてタイムアウトに慣れてくると、泣きもせずただ1人で部屋にいる時も出てきました・・・。

そんな時は、向こうから出てくるまでそのまま待つことにしています。

中途半端なタイミングで部屋に入るとニヤ〜〜と笑って、再び暴れ始めるからです(トホホ・・)

2週間実践した結果

「消去」と「タイムアウト」を根気強く続けて行った結果、波はありますが21時台に寝てくれる日が少しずつ増えてきました👏

最初は効果を感じにくかったですが、繰り返し行うことで効果が現れることを実感しています。

「消去」と「タイムアウト」に加えて、寝る時間になったら毎日同じ音楽をかけることも重要です。(前回紹介しました^^)

「この音楽が鳴っている時は、何をしてもかまってもらえない。寝るしかない」と覚えてもらえたような気がします。

根気強さを鍛えてます

子どもの睡眠が悪いと、確実に親も睡眠不足に。
睡眠不足だと私も息子もイライラして、本当に悪循環でした。

まだまだ完全に解決したとは言い難く、夜遅くまで寝てくれない日もありますが、それでも根気強く頑張りたいと思います。

私の根気強さを息子は鍛えてくれているんだ!ありがとう。

今、お子さんの睡眠で悩んでいるママパパ。
一緒に頑張りましょ〜!

どうぞよしなに。

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