【大人の英語学習】最初にすべきこと
こんにちは、"世界一やさしい英語講師"として活動中のRikaです♪
この記事では、大人になってから英語を習得する為に、まず最初にやるべきことについてご紹介します。
「英語をペラペラ話せるようになりたい」「何が効果的な学習法なのか分からない」といった方々に少しでも参考になれば幸いです。
私がどんな方法でペラペラになったか
私が本格的に英語を学びたいと思ったのは高校生の時でした。
高校生だと、大人と同様、言語習得に適した年齢は残念ながら過ぎてしまっているので、
「英語を聞いているうちにいつの間にかペラペラに!」
という帰国子女のようなあるある英語習得法が通用しない年齢なのです。
校風や授業のスタイルが私には合っていたせいか、高校の英語の授業は楽しくて、積極的に学ぼうという姿勢で授業を受けていました。
正直言うと、学校の授業以外であまり大したことはしていません。
海外経験も0、塾や英語のスクールも教材も特に無し。
当時は洋楽や洋画にも全く興味がなく、学ぶ機会は学校の授業以外はほぼ無し。
ただただ毎日学校で楽しく英語の授業を受け、先生に言われた通り与えられた宿題をこなし、たまにテスト勉強をする3年間を過ごしました。
一般的な高校生と同じように、この3年間で最も勉強したのは文法と英単語の2つです。
それ以外はたまに週に1回外国人の先生とほんの少しだけ話す授業があったくらいですね。
「え!たったそれだけ?!」
って思いますよね(笑)
この、文法と単語の知識+話す機会
を毎日積み重ねるという学習法が、大人から始める英語学習には最適かつ必要最低限の方法だということを今回はお伝えしたいのです。
英会話の前にまず中学英文法を
英語を上達させるための学習法というと、単語帳を買ってきたり、英会話スクールの案内を見てみたり、人によって思いつく案はさまざまだと思います。
「会社でTOEIC◯◯点以上が必要!」
などという場合には確かにTOEICの頻出単語を暗記して過去問を何度も解く方法で対策するのですが、趣味や興味で英語を学びたいという方は、資格などではなく要は英会話ができるようになりたいんですよね。
「旅行先で現地の人とコミュニケーションをとりたい」
「言いたいことを英語で伝えられるようになりたい」
こういった基本的なスピーキング力を身につけたい場合は、難解な単語や問題演習は不要です★
「じゃあまずは会話に慣れるためにひたすら英会話あるのみ?」
これも半分正解ですが、実は会話を伸ばすには英会話の練習より前に、軽く中学生レベルの文法の復習をしてほしいのです。
未来形はwill、過去形は-ed、比較級は-er、のような内容をざっくりなぞるだけで構いません。
英会話の練習だけじゃダメ?
確かに人とおしゃべりしながら楽しく学べる英会話の方が、先に手を伸ばしたくなる気持ちは分かります。
聞き流すだけでリスニング力がアップしたり、少し海外生活をするだけでペラペラになれたら理想的ですよね。
では、少し考えてみてください。
今から何の知識もないまま3ヶ月間アラブ人とアラビア語で会話すれば、アラビア語が話せるようになりますか?
答えは多分Noでしょう。
どの単語をどの順番で組み立てればどんな意味の文になるのか、というルールを事前に理解せずに外国語を実践的に習得できるのは、赤ちゃんや幼児までです。
中高生以上になってくると、実践よりも先に事前の下準備として文法ルールの知識を身につけておく必要があります。
「えー…なんかめんどくさそう…。」
ご安心ください!難解な語法や高校レベルの英文法の復習は不要です!
中学英文法をさらっと表面だけなぞるように復習すればOK♪
というのも、私達が日常会話で使う文章はほぼ中学レベルの超簡単な英文法で構成されています。
高校レベルの英文法に深入りするのは後でもっと興味が出てからでも遅くありませんので、まずは中学レベルの英文法だけ一周しましょう。
英単語の学習も必要?
単語の知識はもちろん沢山持っているに越したことはないのですが、これに関しては英会話しながら自然に身につけていきましょう。
学生時代あんなに英単語帳を使ってひたすら単語を暗記したのに、会話では全然思うように使いこなす事ができないものですよね。
見れば意味はわかるのに、会話では咄嗟に出てこない単語。
つまり、読んで意味がわかる単語と、会話で使える単語はイコールではないという事です。
ですので会話で使えるようになりたい英単語は、単語帳からではなく実際の英会話を通じて学んでいきましょう♪
その方が学習する負担も少なく、楽しく語彙の量を増やしていけるので良いと思いますよ。
インプットとアウトプットの往復
知識は大切ですが、ただ机上で英文法や単語を学ぶだけでは話せるようにはなりません。
最低限の文法ルールを知った後は、その知識を使って知る限りの単語を当てはめ自分で文章を作り、実際の英会話で声に出してそれが相手に伝わるところまでが学習のセットです。
学んで、使ってみて、相手に伝わって、そこで初めて本当の意味で記憶に定着します。
知識として知っているだけの記憶はすぐに薄れてしまいますが、体験を伴う記憶は長期間残ります。
英文法をインプットし、英会話でアウトプットするサイクルを続けながら、会話中に徐々に単語を覚えていくというループを継続することで徐々に理想の自分に近づくことができるでしょう。
どちらか片方だけでなく、両方ともあることで初めて英会話学習として成り立つのです。
楽しくなきゃ意味がない
大人から始める英会話学習に挫折はつきもの。
だって学生時代と違って毎日仕事や家事や育児や、やるべき課題は毎日山積みなんですもの。
やっとの思いで全てのタスクを片付け、ホッとひと息つけるつかの間の空き時間や休日に、わざわざ「よーし今から学習しよう!」ってなりにくいですよね。
ですので、「学習=大変」ではなく、「学習=楽しい」という認識をまずは作ってあげる事が大切!
そのために推奨しているのが英会話です。
1人で机に向かって本を読む学習よりも、誰かと話しながら自然と学べる方が楽しいですよね♪
最近は英会話スクールにわざわざ通学しなくても、自宅から毎日数百円で気軽に英語が話せるオンライン英会話のサービスが充実しています。
通学スクールに比べて費用も移動の手間も抑えられるし、ありがたいですよね!
「自分には英会話なんて敷居が高い!」
「対人だと緊張して学習どころじゃない!」
という方は、アプリを使ったAI英会話などを活用し、瞬間英作文の練習をするのもいいですね。
とはいえ、やはり人と人との会話の方が楽しく続けられる事は間違いないので、英語力に自信がない人は手始めに日本人講師とオンライン英会話を練習してみるところから初めてみるのはいかがでしょうか?
良かったらいつでもお手伝いさせてください^ ^♪
結論、大人の最強学習法は…
インプット学習→中学英文法
アウトプット学習→英会話
そして英単語は副次的な産物として英会話中に徐々に蓄積!
この文法と単語と英会話の3点セット学習を毎日積み重ねて、皆さんも理想の自分像を実現しましょう!