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【商業出版する方法+α8】〜”私のメッセージ”なんかより「読者が知りたい!・聞きたい!こと」が先です。

元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサルタント・渡邉です。

世界的大ベストセラー『ユダヤ人大富豪の教え』他、数々のヒット作を手がける本田健さんがご自身のyoutubeチャンネルの番組の中で本を出したい人に向けてアドバイスしている内容が、とても的を得ていたんですよね。

「私も健さんのように本を出したいです。作家になるために必要なこととは何ですか?」

そんなリスナーの質問に対し、、

「作家になるためには、少なくとも5000人の人が面白いと思ってもらえるようなコンテンツを持ってないとダメなんですよ」
(本田健さんはビジネス書領域の作家なので、部数が小説業界よりも少なめです。初版が5000部ということを考えた場合)


「周りの人たちが、(あなたのコンテンツ)を面白いと思ってくれたらまだ可能性はありますよね・・」


そしてこう続けます。


作家になりたい(本を出したい)と言う人ほど自分のメッセージを伝えたいんですよ。自分のメッセージを伝えたい。だけど(読者が)”聞きたい!”か・・・というとまた違う話なんですよ


自分が面白い、と思う集合と人が面白いと思う集合の真ん中のことを
できたらいいんですけど、往々にして作家志望の(本を出したい)方って自分のことばっかり語っちゃうんです


そうすると、読者目線・読者が読みたいこと、聞きたいこととのズレが生じるんです


人が望むもの、自分が語りたいことが、5000人以上の人たちが納得したり本を買ってくれたりするような状態になって初めて作家になれる


と・・ズバリ核心をお話ししてました!!


・・・いかがでしょうか?


ビジネス書や実用書の場合でも全く同じことが言えますし、むしろ「ハウツー」をお届けするビジネス・実用書の世界だからこそ、


>世の人が望むもの、読者が聞きたい・知りたい!と思うもの


に”先に”フォーカスする必要があるんじゃないかと感じます。


おうおうにして、「自分が〜したいから本を出したい」という自分起点になっている場合がやっぱり多いかな。
それを持つな!とは言いませんけど、タチが悪いのは・・自分のビジネスをどう広めるかとか、自分の意見を伝えたい!ばっかりで、「読者」を全然見てくれない。

「読者」をリサーチしていないかな、って感触がいまだにビシビシ伝わってくるんです。

読者はあなたのクライアントではないですし、読者はあなたが思うように本を買ってはくれないことの方が多いですね。
(私も痛いほど身にしみていますよ)

たくさん無料の情報が落ちている昨今のSNS全盛社会において、

わざわざ1000円や2000円お金出して本を買う、情報を買おうとしているんです。

それも6〜10万字近くの文字がズラズラと並んだ本を買おうとする。

そういう本を買う「読者の心理」を考えたことはありますか?

無料情報を差し置いてまで「本を買って読む」そういった行動を起こす
「読者(消費者)行動心理」を真剣に考えてみてください。

人がモノを買うときは、いいから買うんではないです。
気持ちで買ってるんです。


ここの原理、起業家や経営者であるあなたであればわかりますよね?
わからないなら、”マーケティング”と”セールス”、顧客の消費行動心理の原理原則を今一度しっかり勉強しなおしてきてください。


そして、本田健さんの言うように
「人が知りたいもの・聞きたいもの」


を著者としても真剣にアプローチし、コンテンツを惜しみなくアウトプットする観念を持って出版活動を行ってくださいね。


て。
これってどんなビジネスにも通用する
ことですよね。

買い手の気持ちが大事ですよね。
商品って。


ちなみに本田健さんの発言の元動画はこちら。
https://youtu.be/GYVMHN3IUZk
18分10秒あたりからが名言ですよー


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