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商業出版する方法#13~大手出版社の編集者から出た”驚愕”の言葉

以前私が勤めていたKADOKAWAの後輩編集者とメールで仕事のやりとりをしていたら、驚愕な言葉を見つけました。
それが・・・


「本当に色々な本が出ていますが、硬派なビジネス書よりやっぱりSNS系の著者が売れる気がしています。」


これ、、、見逃せない発言だなあ、、と改めて思いました。

ようはブログをはじめとしたSNSやっている著者ほど、本売れる!てことです。


私はKADOKAWAにいたときから、企画や実績的なものを重視した本や著者もそうですが、SNSを駆使してファンをしっかり掴んで離さない著者の本もプロデュースしてきました。


で、結果的に売り伸ばしやヒットに繋がっているのは、やっぱりブログをはじめとしたSNSを味方につけ、認知と事業を伸ばしている起業家・経営者であると確信しています。

本を出して、本屋さんに置いておけば売れる!時代は、まじで・まじで!終わってます。
そして出版社だけの販促力だけではなく、本の書き手のブログをはじめとしたSNSや既存メディア(テレビなど)を縦横に巻き込んで戦略をたてていかないと、ヒット作・ベストセラーは築けません。


SNSって、れっきとした「メディア」なのです。
なのに、まだまだ「単にお友達どうしで情報交換するだけのもんでしょ」とか「なにかキラキラしたものを発信している、よくわかんないものでしょ」「ああ、流行ってるよね〜」という存在でとらえている経営者などビジネスパーソンがいらっしゃいます。
まったくの間違いです!
感度の高い方達であればそのへんの事情はよくよくお判りになっているとおもいますけど、とにかく、最後に本は「著者のメディア力」で売り抜きます。

出版社の営業力というのもあるけど、出版社によっては営業力の強いところと弱いところがあります。
大手・中堅・小規模だからとか、規模は関係ない。
では営業力の強い出版社で出したい!と思っても、「あなたが考えているテーマのジャンルは…受付していません」という出版社さえもあります。
各社カラーがあるのです。
「本」だったらどこの出版社でもなんでも出しているだろう…というのは違います。
ご自身の企画と出版社(そこで働いている編集者)の「相性」も存在しているわけで…。

だからこそ、ブログをはじめとしたSNSは強化させることをお勧めします。私のクライアントで出版が決まられた方や、テレビに出たかたも7割は「ブログ」や「SNS」がきっかけだったし、その関係性は非常に深いものでした。
ブログやSNSって、やっぱりすごいのです。

ぜひSNSを軽視しないようにしてください。
一つ覚えておいていただきたいと思います。

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