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自分にヤジを飛ばしていた心の声が、声援に変わった話
クライアントの方からの話を聞いていて多いのが、「自分にヤジを飛ばす声がよく聞こえてくる」という話。
人によっては
自分を苦しめる声が聞こえる、とか
自分にいつもツッコミを入れる声が聞こえる。
そんなふうに表現される方もいます。
実はみんな、こっそりと悩んでいるんです。
人によっては何年も、何十年も。
知らず知らずのうちに聞こえるようになってきた、この自分を責める声の主。
いったいそれって何なんだろうね、どうやったら聞こえなくなるのだろう。
そんな話を今日はしようと思います。
自分にヤジを入れる声の正体
端的に言うと「自分が作り出している声」です。
人はそれぞれ自分の中に5,000種類もの、「サブ人格」をもっていると言われています。
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「よく多重人格な気がするって思うくらい、なんか人が変わるんです〜」
こう表現するクライアントさんもいます。
それは自分の中にいろんな自分をみんなそれぞれ飼っているから。
もともと生まれ持った気質や性格によるものもあれば、社会に適応するために後から身につけたり、親や出会う人によって与えられたものもあります。
私が100名以上の人の話を聞いてきて、気づいた「自分を責める声」の正体。
それはずばり「社会の常識や当たり前に合わそうとするときに聞こえる」声だということ。
人と違うことをしようとしたり、
人に合わそうとしたり、
人に好かれようとするがために、
自分の中から聞こえてくる声だということ。
つまり自分自身に問いかけようとしてくれているのです。
「それで大丈夫?もっと〇〇したほうが良いんじゃない?」って言ってくれているんです。
当の自分は「そうだね、うんうん。聞いてあげた方が良いね」って
鵜呑みにしているケースもあるし、その声に乗っ取られていて会話もできず、言う通りに従っているという場合もあります。
あなたはどうですか?
あなたの中には自分にヤジを飛ばしてくる声がどんな風に聞こえていますか?
それはどんなシチュエーションで聞こえてきますか?
料理に失敗してしまったとき?
仕事でミスをして職員室や職場で気まずさを感じるとき?
自分が言ってしまった一言が相手に傷つけていないか心配になるとき?
ちょっと耳を澄ませてみてください。
私に聞こえてきていたヤジ
この声、本当に鬱陶しいもので、いつもいつもアラートを鳴らすがごとく自分の中に聞こえてくるんですよね。
そして特定のタイミングで、特定のシチュエーションでいつも出てくるんです。
自分としては「あぁまたか…」みたいな気持ちでちょっとうんざりしたりもする。
私も実際そうでした。
私はなんでもやってみるのが好きで、色々挑戦するんだけれども、やっているうちにだんだんしんどくなってくることがあります。
例えるならマラソン大会に挑戦したくて走りだしたんだけれど、しんどくなってきて「はぁはぁ」と息が上がってくる感じ。
こういうときにいつも沿道から声援っていうよりヤジが聞こえてきていました。
「おい、もっとがんばらんかい〜!!!ほらほらいけいけ!!!」みたいな感じ。
声だけだったらまだマシで、ときには走ってくる私の後ろから追っかけてきてお尻をたたいてくる感じも受けていました。
だから現実の私はいつもいっぱいいっぱいで余白がなく、頑張りすぎてしまう。
そして自分でレースをやめることもできず、ずっと走らされている感じを受けていました。
この声と友達になるにはどうしたら良いか
じゃあこの声とお友達になるにはどうしたら良いのでしょうか。
ステップ①
その声をちょっと怖いけれど聞いてみること。
ちょっと今一緒にやってみましょう。
いつも自分にヤジを飛ばしてくる声に耳を傾けてみてください。
どんな声色ですか?
何を言っていますか?
声の大きさや、その声が自分の体のどこから聞こえてきますか?
そうやって耳を傾けてみると、客観視することができるようになってきます。
一人で怖いし、うまく出来ないって言う人はぜひプロのコーチに相談してみましょう。
きっと一緒に考えてくれるはずです。
ステップ②その声があなたに何を伝えたいのかに耳を傾けてみる
自分のヤジの声に耳を傾けて見始めていくと、その声が何を願っているのか、自分に何を伝えたがっているのかが少しずつ聞こえてくるようになります。
その声も今はあなたが存在を無視しているので、声が大きいだけで、存在を認識し、耳を傾けるようになると徐々にトーンダウンしていきます。
ここはトレーニングが必要なので、最初は自分の声をうまくキャッチできなくても心配ありません。
ちょっとずつ日常生活の中でも耳をすますようにしていくと、自然と聞こえてくるようになります。
このトレーニングの成果、私が変わったこと
私もかれこれ1年半、月に1度コーチングを受けています。
そうやって自分の心の声の一つずつに耳を傾けられるようになってくると、沿道のヤジが少しずつ「がんばれ〜〜!」という応援の声になってきました。
コーチングと出会う前は、心の声が自分を責めてくることが多かった私。
だからこそ、「自分はダメなんだ」「やっても無駄だ」と言って諦めてしまうこともありました。
今は心の中で聞こえてくる声が声援に変わったので、ちょっと大変なことや、ハードルがあることも、「私ならできる!」と思えるようになってきました。
これはまさに自分の中の自己肯定感が高まってきたんだろうなと思います。
あなたもきっと今からだって変われます。
あなたの心に聞こえてくるヤジの声を声援に変えてみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
このようにあなたと出会えたことを心から嬉しく思います。
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