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【5分で理解】水平線(実践編)
こんにちは!トレーダーのRikaです。
今回は【水平線(実践編)】について説明します。
「水平線」の記事でも述べたように、実際に機能する水平線を引くには、繰り返し練習が必要です。ここでは、「水平線を引く練習方法」や「水平線を引くコツ」を載せていますので、ぜひスキル向上にお役立てください。
練習方法
早速、機能する水平線を引く練習方法を説明します。
【STEP1】チャートの値動きをなぞる。
【STEP2】以下の「意識されやすいポイント」を探し、水平線を引く。
【意識されやすいポイント】
・目立つ山や谷の先端
・前回高値、前回安値
・トレンド転換した起点
・トレンド転換となる価格帯
・急騰、急落の起点と終点
・キリ番 等
【STEP3】その後のチャートの動きを観察し、実際にライン付近で値動きの反応をチェック。
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手順は以上です。
実際に値動きが停滞したり、反発するなど、自分が引いたラインに効果を感じられたらOKです。
最終的にはマルチタイムフレーム分析として、上記を複数の時間足で行い、各時間足のローソク足の反応などを見比べ、複合的に観察してください。
(分かりやすく時間帯毎にラインの色を変えてもOKです!)
<機能する水平線を引くコツ>
①【大勢が意識しそうな所】を探すこと。
反発ゾーンには「反対注文が溜まっていること」が条件なので、まずは視覚的に目立つ箇所に線を引いてみてください。
②水平線を引きすぎるとかえって混乱してしまいます。シンプルにわかりやすい箇所にだけラインを引くことを意識しましょう!(これが意外と難しい!)
③自分がトレードする立場になって、「ここで含み益だったらどうするか」、「ここで含み損だったらどうするか」を考えるのもポイント!
これについては、この先投稿する【投資家心理】でも改めて触れますが、今のうちから意識しておくことをおすすめします。
練習方法は以上です。作業自体はシンプルですが、最初はどこに水平線を引くべきか案外迷います。
ただ、練習を積み重ねると、意識されやすい場所・意識されにくい場所が徐々に見えてきます。
この【水平線を引くスキル】はトレード成績に直接関わりますので、ぜひ繰り返し試してください。
~補足~
ラインは必ずしも反応するわけではありません。値動きにはファンダメンタルズが伴うからです。
本来はこのテクニカルに加え、値動きの背景(ファンダメンタルズ)も考慮してトレードするのがベストですが、まずは【テクニカル基礎を身に付けること】を目的に練習してもらえたらと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「水平線(実践編)」について解説しました。
反発箇所を100%当てるのは難しいですが、何度も線を引くうちに、徐々に「意識されやすい場所」を掴めるようになります!ぜひ実際に手を動かして練習を重ねてくださいね。
では、本日もお疲れ様でした!
次回は【トレンドライン】の記事でお待ちしております。
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