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#note初心者

Like a Sugar

Like a Sugar

気がつけば、俺の頭の中を支配していて

気がつけば、お互いに求め合っていて。

それなのに君が振り向くことなんて、

奇跡に等しい。

「俺のことは遊び、なんだろ?」

きっといつもみたいに、素っ気ない言葉が

返ってくるだろうと思っていた。

「…そう思うんだったら、

 私を本気にさせてみてよ。」

何かが違う、夜が始まった。

部屋に響く君の甘い吐息。

唾液の交わる感覚が身体中を駆け巡る。

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