偏差値37からの高校受験 #11「中学2年8〜9月 初めての偏差値50突破」
うちの息子はとにかく勉強が大嫌いです。自分の親がそうであったように放任主義だった私ですが、高校受験を目の前にしてさすがにまずいという状況になってしまいました。
この話は現在進行形なので、結末はまだ私にもわかりません。
これは、勉強嫌いの息子と教育熱心ではなかったのに追い込まれた母が日本の受験戦争に立ち向かう記録です。
私たちのような親子が減ることを願って。
前回は、夏休みが始まってから毎日昼から夜まで塾で過ごすようになったというところまで話しました。
息子は今まできちんと机に向かったことがなかったので、
いつ文句を言いだすか、、辞めたがるのではないか、、
とヒヤヒヤしながらも、なんとか夏休みを同じリズムでこなしていました。
一年間の空白は予想以上に大きく、やってもやっても同じ学年の子になかなか追いつきません。
それでも、やっぱり継続は力なり。
毎日漢字をやったおかげで、夏休みが終わる頃には中学校で覚える漢字を一通り学習できていました。
毎日英文を暗記したおかげで、息子なりの暗記方法が身に付いたようでした。
一日も休まず、、、という予定でしたが、先生から「毎日頑張っているから予定があったら一日休んでいいぞ。」と言われ、息子はとっさに予定を作り出したそうです(笑)
私からの誘いを絶対に断る息子から、
「今度の金曜日アリオに映画観に行かない？」とLINEが来ました。
何も知らなかった私は、急にどうした？と驚きましたが、仕事の都合もついたので、有給を取って二人で出かけることにしました。昼から夜まで塾にいるよりは、私と出かけた方がましだったみたいです。
ちょうどいい時間にやる映画が無く、消去法で息子に選ばせたらクレヨンしんちゃんになってしまったのですが、、、
私はそこで寝不足を補い、息子は終わった後「意外と感動した！」とのこと。中学2年生なんですが、、、いつまでしんちゃん見るんだ？？
結局夏休みはその一日以外は毎日塾に通い、息子は当初の私の心配を見事に裏切ってくれました。
夏季講習の最終日に学力テストがありました。
結果は国語54、数学44、英語50で三科目の偏差値が49でした。理社は全く手を付けていないので相変わらずボロボロの30代です。
まだまだまだまだですが、トンネルの向こうにかすかに一瞬、、気のせい？というくらいに光が見えました。二科目が偏差値50を突破しました！
(タイトルに偏差値37と書いておきながら、社会の偏差値が35という驚異的な数字ですね。タイトル変えるべきか、、、？)
近所の塾もダメ、マンツーマンもダメ、で辿り着いた私の母校で息子もお世話になる日が来るとは。先生には親子二代で頭が上がりません。
息子曰く、「漢字が書けるようになったおかげだ」そうです。
休み明けには前記の中間試験がありました。
偏差値が前より上がったと言え、きちんと勉強しないと点数が取れません。以前よりは机に向かっていたように見えましたが、結果はボロボロでした。
学校の成績も何とかしてくれー！！
夏季講習の頑張りがあったので、前よりは良くなるのではと少し期待してしまいましたが甘かったです。根は深い。
傍から見ていると、もっとやれそうなのにと思いますが、、、これが勉強嫌いの息子の精一杯なのかもしれません。
ただ、英語には確実に変化が現れていました。
前回19点→今回38点、、という点数もなんですが、回答用紙が明らかに成長を表していました。
以前の回答用紙は、「どうしたらいいかわからないから、とりあえず知ってる単語並べておこう」＆「もうわからないから空白でいいや」だったんだろ？という感じが一目瞭然でした。でも、今回は書かれた英文は正しい文法で書かれていたのです。
塾の先生に結果を報告すると、
「まだまだ同じ学年の子に追いついてないからな、、、仕方ない。長い目で見てやってくれ。」
とのことでした。私は勝手に気持ちだけが焦りますが、やるのは息子。勉強に即効性のある薬なんてありませんね。
でも、少しづつ確実に変化していると信じて、、
一筋縄ではいきませんが、引き続き見守ります。
長くなってしまったので続きはまた
長文最後まで読んでいただきありがとうございます。
つづく
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