孤独な夜に
夜がたまにすごく寂しい。
孤独でひとりぼっちな気がする。
家族がいても関係なくて。人数じゃない。
1人じゃないのにさみしくて。
1人じゃないのにひとりぼっち。
例えば何人かの友達でいても1人だけ疎外感を感じるような、大勢の中にいても自分だけ場違いなような。
だから本当は夜に限ったことではないけれど
悲しいきもちと、考えちゃう夜は相性がいいらしい。
そんなときどうするか。
私は本を読む。
無理矢理にでもこの世界から遠くへ連れて行ってもらう。
漫画を読む。
好きな漫画をただ読んで、その世界へ行く。
スマホに気持ちを書き殴る。
パスワードの奥の奥へある私の秘密のメモへただただ書く。汚い言葉だろうがなんでもそのまま書く。アナログのノートにしないのはこれが万が一見られる可能性があったなら、もし不慮の事故にあったとして死んでも死にきれず成仏できないからだ。
好きな香りのハンドクリームをつける。
つけて鼻から思いっきり吸う。
常温の水分をとって、布団にはいる。
スマホをさわらない方がいいとわかっていても気にしない。
あえてSNSを、Xを、noteをさまよう。
今日という日、誰かがどこかで生きていて、言葉にしたくて世界に発信している。
それまでひとりぼっちだったのに、急に1人じゃなくなる気がする。
そしたら、今のきもちが小さい悩みに思える日があるかもしれない。そしたらラッキー。
思えない日は、ただの寝不足になりながら眠気がきたら寝る。
でも、きっとさみしい夜が早くおわる。
おわり
いつもありがとうございます!