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音楽制作の便利帖

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日々の音楽制作の中で気がついたこと、役に立ちそうなことをメモしていきます!
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#監督

若い劇伴作家のための映画案内#17

若い劇伴作家のための映画案内#17

作品の幅広すぎな ジェリー・ゴールドスミス

ラジオドラマから料理番組まで放送用音楽を作り、アルフレッド・ニューマンの推薦などで、50年代半ばからTVや映画の音楽を書き始める。 生涯において170作品を超える映画を手がけ、アカデミー賞に18回ノミネートされ、うち『オーメン』で受賞。

「ジェリー・ゴールドスミス 作品数」で検索すると上記のような内容が出てきます。まだDTMとかがなかった時代というこ

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若い劇伴作家のための映画案内#14

若い劇伴作家のための映画案内#14

初期のハンス・ジマー(タイトル変更)
(最終回)

さて、まさに飲み屋状態で、まだまだ二軒目に行って続けてもいいのですが、このあたりにしておきます。

ブルーレイの特典を見ました!
まずは、スコット監督のインタビューで、「レインマン」を見たら良かったのでその日の夜にジマーさんに電話したと。
本当であればすごい話。でも、実際に映画の仕事って日本でも、口コミだったり、人づてだったり、あとはリピートが多

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若い劇伴作家のための映画案内#13

若い劇伴作家のための映画案内#13

初期のハンス・ジマー(タイトル変更)
(第三回)

続いては89年公開の「ブラックレイン」
サントラCDの帯には、
「摩天楼のNYからイルミネーションきらめく大阪へー
89年秋の超話題作、監督リドリー・スコット 主演マイケル・ダグラス/高倉 健「現代(いま)」を鋭く描く豪華ラインアップは、AV世代をノック・アウト!!」
これ読むだけでワクワクしますね笑 ちなみにAV世代は、オーディオ・ビジュアルだ

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若い劇伴作家のための映画案内#11

若い劇伴作家のための映画案内#11

新年なのでいきなりハンス・ジマー(第一回)
あけましておめでとうございます!
今年もこれを続けようかなと。なんなら元旦から、なんなら大きめのやつからということで巨匠中の巨匠から始めてみようかと。
ただ、飲み食いのせいで、、、もう23:30です。
せっかくなので、日付が変わるのもなんなので苦笑、1回目はさわりのみということで。

ハンス・ジマーさん、ドイツ出身、1957年生まれ。ちょっと検索してみた

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若い劇伴作家のための映画案内#6

若い劇伴作家のための映画案内#6

『ソーシャル・ネットワーク』とアナログシンセ
『ソーシャル・ネットワーク』(原題: The Social Network)は2010年公開、
監督はデヴィッド・フィンチャー、アカデミー賞で8部門でノミネートされて作曲賞ほか、3部門を受賞という映画です。Facebookの内幕を描いた映画ですが、全てが事実ということでもないようです。
音楽を担当したのは、トレント・レズナーとアッティカス・ロス。
二人

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若い劇伴作家のための映画案内#3

若い劇伴作家のための映画案内#3

The Godfather流石に見てない人はほとんどいないかなあとは思いますが、
打ち合わせに出がちです。見ていない人は3部まであって長いですが
大至急見ましょう!

基礎知識的には、監督は、フランシス・フォード・コッポラ。
一作目は1972年公開。音楽はニーノ・ロータです。
アカデミーも取ったし、興行的にも大成功。
「The Godfather Part II」 は1974年、「ゴッドファーザー

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