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とある師走のラスト・デイ #20211231

 師も完走して休んでいるであろう大晦日、そんな日の朝からその一団は日本海側へ向けて山を越えていた。目指すは出雲大社、年末詣を行ってみたい。

 思えば今年一年、いやなんなら去年も、縁を結ぶような行為そのものに縁がなかった。そこそこ真面目に色々自粛していたためだ。
 コロナのバカヤロー。やり場の無い怒りや悲しみを持つ者たちが徒党を組んで今日いきなり家を飛び出したのだ。うち一人は朝の時点でもまだ行き先を知らないままだけども、一旦その話は置いておく。いや、割愛する。さぁ出発だ。

 車で出発して約3分、信号を渡る知り合いを見かける。彼女連れの知り合いを。
 はっきりと申してしまえば縁結びをしたい一団にとって流れが悪いことこの上ない。

 広島と島根の県境を過ぎる頃には色々な問題に直面していた。山間の豪雪、ナビの設定ミス、バーストして大破しかけた車との出会い、全てを乗り越えてやってきた。出雲大社。

 の、一番外側の鳥居。ここから割と歩く。そして到着!出雲大社。

 の、二番目に外側の鳥居。ここからさらに歩く。そうやって幾つかの手順を踏んでこそ目的地に辿り着けるのだ。そう、ようやく到着。出雲大社。

 の、拝殿手前にある鳥居。
 そう、目的地に到着するには最低でも三つの鳥居、サントリーを越えなければいけない。最後の日までしょうもない話ですまない。

 本殿は遠くて写真に収められないので代わりに大しめ縄を見てくれ。いやぁ大きいね。え?と、撮り忘れたわけじゃ無いよ。し、ししし心外だなぁ。

 せっかくの出雲だ、そば食べ歩きも。満喫満喫大満喫。

 このあと島根ワイナリーに寄って、運転手以外の人間が試飲という飲み会を始めて地獄のテンションのまま帰った。大変だった。大変だったがまだ終わらない。年越し飲み会開催中、NOWなのだ。今のところ終わりは見えない。完。


 さてさて。4月からnoteの街の片隅で阿呆な生活しながらぼんやりとやってきました。きっと来年も変わりません。平和に、のんびり、楽しくいきましょう。

 よかったら来年もよろしくお願いします。
 皆様、良いお年をお迎えくださいませ〜〜!
 ╰(*´︶`*)╯♡

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