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クリエイティブな頭脳を鍛える、RightDesignInc.のインプット習慣

RightDesignInc.のnoteでは、弊社が携わってきたプロジェクトに限らず、社内の文化や雰囲気もご紹介していきます。今回ご紹介するのはRightDesignInc.が最も重要視しているインプットの文化。弊社に興味を持ってくださっている方にはもちろんのこと、デザインやビジネスの勉強をしたい方にも読んでいただければと思います。

日常的なインプットの必要性

そもそも、弊社がなぜ個人の日々のインプットを重視しているのか。もちろん、日々進化し変わり続けるデザインツールや技術、トレンドにキャッチアップするデザインを制作することが一番の理由ではあります。

弊社はグラフィックデザイン、プロダクトデザインといった狭義のデザインだけではなく、デザイン思考的な広義のデザインを扱っています。すなわち、ブランディング、商品開発といったフェーズにも携わる中で、課題定義・アイデア創造・プロトタイピング、といった作業も行います。こうした一連の「デザイン」には、グラフィックデザインに限らない、幅広い知識が必要となります。

こうした広範な知識により、最新の市場動向や競合情報を把握し、クライアントにとって価値のあるデザインを提案できます。さらに、知識・情報を社内で共有することで、個々のスキルやアイデアを強化し、社全体のスキルを向上させています。

ここからは弊社が実施している勉強会・勉強習慣について詳しくお話ししていきます。

勉強習慣化のための「Daily Input」

Slackの「Daily Input」チャンネルに、メンバー全員が毎日学んだトピックと分析や感想を言語化し、共有する文化です。

社員によるDaily Inputの例(一部抜粋)

内容は最新のブランディング、Webデザインや実装の分析、グラフィックデザインのデコンストラクションから、読んだ本や聞いたラジオの感想までさまざまです。自分が強化したい分野や直近の案件に関わる内容など、なんでも良いので「毎日」新しい知識を学ぶことを習慣化させる取り組みで、RightDesignInc.におけるインプット文化の根幹を担っています。
トレンドを単にシェアして終わりではなく、自分で言語化をし、全体に共有をするという編集が伴うことで知識が定着していきます。
週の終わりには、各自その週のDaily Inputのなかで最も印象に残ったものについて共有し、復習をする時間も設けられています。

アウトプットの水準を上げるための「知見会」

全員で同じデザインアウトプットを見る機会として、「知見会」も行っています。

知見会では、最新事例や世界的に評価されているデザイン、ブランディングの事例を見ながら、何が良いのか言語化し共有していきます。世界水準の"良い"を定期的に吸収し、体に覚えさせることで制作のクオリティや意識を上げることを目的としています。また、デザインの要素分解・言語化は、今後の業務における応用にもつながります。

ときには、社外ではなく社内の直近良かったプロジェクトのアウトプットを振り返る日もあります。社内事例研究として、案件や提案のプロセス・アウトプットを共有し、その場で意見を交わしながら、実際に明日から使えそうな気づきを抽出します。

さらに、生成AIや3Dツールなど新しいツールにも積極的に触れる機会を知見会では設けています。

トピックは各回さまざまですが、アウトプットを鍛える場であることは共通しています。

例「パリオリンピックを見てみよう」
一人一人が気づき・明日から使えそうな武器を残している

共通言語を持つための「課題書籍」

隔週で1冊ずつ、デザインに限らず幅広い分野の本を全社員が課題図書を読むようにしています。そして一人一人、印象に残った文章をピックアップし、理由とともに発表しています。

特にRightDesignInc.は、グラフィックデザイナー、WEBデザイナー、インテリアデザイナー、UI/UXデザイナー、ビジネスプロデューサー、プランナーといった出自の異なるメンバーで構成されています。そのため、デザインという意味ではつながっていても、実際に現場で使われる言葉や価値観、知っている事例が専門分野によって異なることがあります。全員が同じ本を読むということで、同じフレームワーク、同じ事例をインプットし、さらにそれを共有し合う機会を作ることで、社員の共通言語がどんどんと増えていき、日々の実践での円滑なコミュニケーションを実現しています。

「SAVE THE CATの法則-本当に売れる脚本術-」を読んだ時の感想共有スライド(一部抜粋)

新しい視点と交流の場、「RightNight」

「RightNight」は月に一回、弊社と関わりのある関係者を招いて、開催している社内主催のイベントです。毎月1つのテーマに対してゲストがプレゼンテーションを行い、お酒や軽食を楽しみながら、みんなで議論していきます。
参加者の業種が多種多様なため、あらゆる角度の真剣なディスカッションから笑える話まで幅広い話題が展開され、毎回オフラインならではの熱気で盛り上がります。

また、熱い議論が行われるだけではなく、新たな人と人との繋がりも生まれ、好奇心でつながるコミュニティが形成される機会でもあります。

麻雀、AIとクリエイティブ、日常のUX、BCorpから考える正しいビジネス、コンテンツ全史、検索の学校など、各回のテーマは多岐にわたっています。

当日の様子と麻雀回のスライド(一部抜粋)

議論の最後にはプレゼンテーションのテーマから話が脱線し、脱線した先のトピックに詳しい人がその場で次のスピーカーとなり、次回のテーマが決まることもあります。

また、毎回RightNightでは、インターンや社内デザイナーが順番でキービジュアルをつくる文化もあります。

過去のRightNightのキービジュアル


今回は、弊社のインプットの文化についてご紹介しました。この文化がRightDesignInc.の社員のアウトプットに繋がっているといっても過言ではありません。今後も質の高いアウトプットを実現するべく、継続的なインプットにより社全体のスキルアップを目指していきます。

今後は随時、インプット共有の場や勉強会などの当日の詳しい様子もご紹介していく予定です。そちらも是非ご覧ください。


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