私って今までなにしてたんだろう
昨日の深夜1時過ぎ、部屋の片付けと断捨離をした
年に一度触るか触らないかくらいの机の引き出しの中に、大学1年生のときに使っていたノートやレジュメを発見した
ノートを開く
罫線を埋める小さな文字列
約2年と半年前の私の字
私、こんなこと勉強してたんだ
へー、がんばってるなぁ、私
いや、がんばってたのかなぁ、私
…なんだか、がんばってたとも言えないような気がしてくる
…
突然、大学1年生から今までの記憶がすっぽり抜け落ちていることに気づく
私って、大学入ってなにやってたんだろう…
心臓が痛くなってきた
これといってがんばったことがない2年半だった
なにかをした記憶がない
なにかを成し遂げた記憶がない
空っぽな大学生活
…
…
…あれ?
…私ってがんばってなかったのかな?
不安になってきた
だって自分ではがんばっているつもりだった
がんばって生きているつもりだった
今を、ただその日1日を、生き延びるというだけ
毎日やってくるきつくてつらいことをやり過ごしながら、なんとか1日を終えるだけの日々
それを「がんばった」と呼んでもいいのか
多分、ちがうな
この言いようのない苦しさが答えだ
きっと、ただ生き延びるだけじゃダメなんだろうな
私は、苦しみたくないから、苦しくならないように、苦しくならないだけの毎日をこなしているだけだった
そしたら、なにもがんばってない人になってしまっていた
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