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4年間の不登校を経て、偏差値70以上の高校に進学した話


二回目のnote投稿になります。
このシリーズでは小学校5年~中学校3年までの4年間不登校だった自分がどのように偏差値70の高校に合格し卒業までほぼ皆勤賞を成し遂げたかお話しようと思います。

モチベーションを生み出すには


この記事では私が人生を半ば諦めていた精神状態から進学校への進学を本気で考えるまでのモチベーションについて話します。

私は1,2年生の頃は本当に勉強しておらず、実際の勉強時間も週に1時間あるかないかでした。また、2ちゃんねるやYouTubeなどのネットに入り浸り、どちらかというと高学歴や高収入などのエリートにたいして反発心を抱いていました。

そんな中、二年生の時に母親から家庭教師をつけないかと提案されます
最初は断固反対でしたが、その家庭教師も不登校を経験した人だと知り、
疑心暗鬼ながら1ヶ月だけ体験することになりました


結果的に言うと、この人との出会いが当時の自分のマインド、その後の人生を大きく変えることになります。
僕の家庭教師としてついてくれた方は当時大学三年生で、僕と同じく4年間不登校を経験した後進学校に進学し、旧帝国大学の一つの大学に通っていました(後に僕も同じ大学に通うことになります)。

この人との出会いを通して、僕は不登校でもこんなすごい人になれるんだ、こんなに毎日楽しそうに過ごせるようになるんだと思うようになりその後の人生に少し希望を持てるようになりました。
不登校で辛いことの1つは周りに同じ経験をした人がいないことです。幸いなことに私は不登校を経験しながらもそれをバネに克服したこの人の存在を知ることができました。

そしてその人と一緒に勉強やゲーム、たまに外出などをしているうちに三年生になり本格的に進路のことを考えるようになりました。初めは自分が無理なく過ごせそうな通信制の高校を第一志望にしていましたが、段々と自分もこの家庭教師の先生のように不登校を克服し周りを見返したいという思いが生まれてきました。

当時、この先生が私に一冊の本を買ってくれました。それは県内の高校すべての情報がまとめられた本でした。僕はよくこの本を開いては各高校に入学したあとの高校生活を妄想していました。また、この学校に行けたらなと思う憧れの志望校も自然と生まれました。


その本には学校の校風などの情報の他に合格最低点や偏差値などの受験情報も載っていました。それを見ていて僕はあることに気づきました。それは自分じゃ絶対手も届かないと思っていた憧れの学校でも私立高校で専願入試なら合格最低点がとても低い学校があることです。また、受験教科も三科目のみでもしかすると自分でも合格できるのではないかと思いました。そこで試しに赤本を買って解いてみると、もちろん合格最低点には届きませんでしたが一年本気で頑張れば届くかもしれないという感触がありました。

今思えば、この本のおかげで本気で合格したいという学校を見つけられ、その後の受験勉強も自発的に継続して取り組めたのだと思います。

以上のような過程を経て受験のモチベーションを高められた僕ですが、次回からはたった一年で中学校で習う学問知識ゼロから志望校合格を果たした勉強法について話します。

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