私も学び、成長する場。
昨日、7つの習慣®︎実践会を開催しました。今日はその時に感じたことをお話ししたいと思います。
その前にまずお伝えしたいこと。
私が開催している「7つの習慣実践会」は、読書会形式のワークショップです。完訳・7つの習慣を毎月1章ずつ読み進め、読んで気づいたことや思ったことをアウトプットします。
協会オリジナルのワークを通して(このワークシート奥深いところまで掘り下げる質問が多く)自分の内面と向き合います。
また他の人がシェアする言葉を聞くことで、自分一人で読むだけでは気付かない、違った視点や新しい学びが得られるのもこの実践会の良さでもあります。
読書会ではなく「実践会」とする理由
本好きの方々が集まり、1冊または複数の本について読んだ感想や気づいたことをシェアし合う「読書会」というのはよくあると思います。
しかしここで「実践会」と名づけられているのにも「実践する」ということを非常に大切にしています。なぜなら、
本を読んだだけでは、何も変わらないからです。
7つの習慣を読んだだけ、知っているだけでは、何も変わらないのです。
それはこれに限らず他の良書にも言えることではないかと私は思います。
一冊の本を繰り返し読み込んでいく、読んだことを実践する・行動することが本当に大切なんです。
そこに書かれていることを自分の日常に落とし込んでいく、実践する。その道は決して平坦な道のりではありません。
しかし、行動することで自分の人生に影響を与え、その先にはこれまで見えなかった景色が見えはじめます。
素直に受け入れ、その一歩を踏み出す。そうすれば、誰でもその成果を感じられると思います。
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❶変化が生まれている
昨日嬉しかったことがありました。
実践会のはじまりに、この1ヶ月の実践報告をしてもらうのですが、参加者のお話を聞かせて頂き、ここまで人を動かす力のある7つの習慣という書籍の素晴らしさを改めて感じました。
「パラダイムが変わった」ことが非常に大きかったんだろうなと思います。
それくらい自分の人生に影響を与えているんです。でも、普段生活している中で自分の物の見方が間違っている、ズレているなんて疑いもしません。
7つの習慣を学ぶと、自分の物の見方を疑ってみる、パラダイムを掘り起こしてみる機会があります。
実践していくと、ああ、と。
今まで気付かなかったことに気づく瞬間があります。
それに気づくと、もう前の自分には戻れません。
それまでの自分のものの見方、古いメガネから新しいメガネに掛け替えるだけで、その見える世界は全く違うものになるんです。
似たような出来事が起こっても、受け止め方やその状況を話す言葉がまるっきり変わります。
参加者さんの生き生きとした表情を見ていたら、私まで元気をもらいました。
❷「原則中心の生き方」への理解が進む
一度読んだだけでは分からなかった。二度読んでもまだよく分からない。
三度目もまだ、四度目も分かったようなでもまだ分かってないような。
そして五度目でやっとその理解が進んだような。
そういうことか、と。
それまで目に止まらなかったのに、
そこに書かれている文章が光って見えるようになる。
昨日の実践会中に、そのような経験をしました。
読むたびに、新たな気づきが得られるのも、7つの習慣の大きな特徴だと感じています。
もっと大切なのは、原則は私たち自身の人生と経験においても有効に働いていることを知れば、大きな安定を得ることが出来るのである。P156
これは「心の安定」にも繋がることだろうと思います。
私たち人間には限界がある。しかし、限界を押し広げることはできる。
人間の成長をつかさどる原則を理解すれば、他にも正しい原則を自信を持って探し求め、学ぶことができる。
そして、学べば学ぶほど、世界を見るレンズの焦点を合わせられるようになる。原則は変化しない。私たち自身が変化し、原則を深く理解できるようになるのだ。
P156−157
ファシリテーターは、教えるというよりは、そこへ「導く人」です。
参加者の上に立つというよりも、横に立っているイメージです。一緒に学び、成長します。
また、学びに終わりはなく、これからもずっと続いていきます。
実践し続ける/書籍を読み込んでいく/参加者から学ばせてもらうという謙虚さを忘れない。
初心を気持ちを大切に、来月の実践会も臨みたいと思います。
そして、同じページにあるこの言葉が好きになりました。
原則は、
人類共通の根本的な真理である。
人生という布地に
美しく、強く、正確に織り込まれる「糸」である。
(P156)
今日もありがとうございました。
月末ということで神社に御礼参りをいたしました。来月も1日1日を大切にします。
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