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人生38年目になって、忘れないうちに書いておこうかなと。

はじめまして。
1983年生まれの兼業主婦です。
仕事は、グラフィックとWebのデザイナーを16年ほどやっております。

2019年5月に初めての子供を出産し、去年から保育園に行ってもらって仕事を1年ぶりに再開。
コロナ渦でみなさん大変な生活だとは思いますが、私も例に漏れず。
「今までがむしゃらに生きてきたような気がするけど、これから何やって人生を過ごしていこう?」と、いろいろ考えるようになりました。

というわけで、これから何回かに分けて、私の記録としての自分語りを勝手に始めます。
人生38年目にもなると、過去の記憶がだんだんと薄れていくのを実感する毎日(昨日の記憶だって怪しい時もある)。
デザイナーになったきっかけの話、学校の話、仕事の話、病気の話…とお話していきたいと思います。

インターネットとの出会い

子供の頃の私は、絵を描くのが大好きな子供でした。
だからといって、絵が特別上手なわけでもなく、美術の成績が良いわけでもありませんでした。

高校1年生の16歳のとき(1999年)、夏休みに学校の研修で3週間、アメリカのカリフォルニア州でホームステイをさせてもらいました。(ちなみにその頃のアメリカでよく流れてたのは、JamiroquaiのCanned Heat) 
そこで現地の高校に通っていろいろな授業を受け、その中のひとつにコンピューターのクラスがありました。
家にパソコンはなく、小学校や中学校でWindowsのペイントソフトしか触ったことがなかった私ですが、そのクラスで使うのはMacintosh。
それを使って簡単なhtmlを使い、英語でホームページを作ろうという授業でした。

当時は確かアメリカでもまだダイヤルアップ回線、Macは「ジーーー」と動作音のするグレーの四角い箱。記録媒体はフロッピーディスク。
それでも、全く知らなかったインターネットの世界を見た私はとても衝撃を受け、楽しくて仕方がありませんでした。

日本に帰国してから早速、小さい頃から貯めたお小遣い38万円全てを使って自分のパソコンを購入しました。
両親もパソコンの知識は全くなかったので、無難にWindows98が入っている富士通をチョイス。
アメリカで使ったMacより液晶が薄くて、ちょっと最先端な感じがしました。

インターネット環境は「ピーヒョロロロ〜」のダイヤルアップ。
普通に使ってたら電話代がびっくりするほど高くなるので、23時から朝まで使えるテレホーダイ。
ホームページ作りに使うソフトは、パソコンに最初から入っていたFrontPage Express。
そこから私のWebデザイン人生が始まりました。

好きなモノ・コトを発信する楽しさ

16歳の私がなんのホームページを作っていたのか正直よく覚えていませんが、好きな音楽のCDレビュー・映画の感想・日記か何かだったかな…とぼんやり記憶しています。

内容よりも私はhtmlとデザインに没頭。
tableとframeを駆使、足跡帳やBBSを設置、cgiを頑張ってみたり、JavaScriptで画面に雪を降らせたり、マウスカーソルに何かつけたり、MIDI音楽を鳴らしてみたり、素材を作ってみたり。
使うサーバーは初めは富士通のInfo Webだったけど、ジオシティーズも試したり。

BBSにはいろんな人たちが書き込みをしてくれて、オフ会も開かれました。
その時に出会った友人2人は今でも交流があって、15年後に私の結婚パーティーにも来てくれた仲です。

そしてチャットを設置したらよく遊びに来てくれる人がいて、ICQや電話で話したりしてとても仲良くなり、いろいろあってお付き合いをすることに。
私は17歳、相手は10歳年上でした…。
この出会いが、その後の私の人生に大きな影響を与えることになりました。





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