見出し画像

【着物の基礎知識をどう得るか?】

見た目やファッション性だけで直観的に、着物を”着る物”として楽しむ

反面、なにか得体のしれないものに怯え

「色んな厳しいルールみたいなものがあるんでしょ?」と、着てみたいのに手を出せずにいる方の、実に多いこと、、、

前者のように、自分流を貫き着物を楽しむことは素晴らしいことだと思います。

どんどんそういう方が増えたらいいなぁ と思っていますが

欲を言えば!!

日本人として、自国の民族衣装の知識を持っていることも大事かな と思うのです。

そんな想いから、着付けやコーディネートレッスン以外にも「着物の基礎知識講座」なるものもやっています。

’着崩し着物’にしても、基本をわかってそれをするのと、わからずしてやっているのでは、違いますよね。

私の好きな中村勘三郎さんの座右の銘「型があっての型破り。型が無くては形無し」

着物スタイリストという仕事をしている私にとても響く言葉です。

着物なんて興味ない!という人だって知っていてほしい。だって自分の国の着る物のことだから。

子育て世代のお母さんお父さんにも知っていてほしい。子供に聞かれて答えられますか?着物のこと。

小学校の授業で取り入れてほしいくらい(^^♪

着物を自由に楽しむにも知っておいてほしい。基礎が理解できていると自由度が増し、楽しみの幅も広がるから!

じゃ、どうやって学ぶのか?

今や、インターネットや動画サイトなどで調べようと思えばいくらでも情報は出てきます。

しかし、その全てが「事実」ではないことも理解しておきたい時代ですね。

私感的すぎるものも中にはあります。

何も知らない状態で、そのような情報に出会ってしまうとどうでしょう。

これ 実は、”着付け”についてもスゴく多いのです。

基本が身についていないのに、ネット上で色んな情報を得すぎて、何を取り入れたら良いかわからなくなってしまう。

何かを始めようとする時、「何を(誰を)””師””に持つか」ということはとても大切なことだと思います。

そこで、オススメの本をご紹介します

着物に関する色んな本を読んで来ましたが、この2冊は偏りがなく”着物の事実”が書かれているものです。

日本衣服史/増田美子著(吉川弘文館)

  これは学術的な本ですので、

  ”着物”以前に”着る物”の歴史が

  書かれています。

  読むのに相当の(笑)集中力を要しますので、

  そこまでの覚悟のある方向けの本です。

  だからこそ!着物の事実が見えてきます!

時代考証家のきもの指南/山田順子著(徳間書店)

  軽く着物の歴史にも触れ、現代の着物のことが

  わかりやすく詳細にかかれています。

  小物の説明や季節の装い方など、

  着物を楽しむ上ででてくる疑問に答えてくれる

  まさに!着物の基礎知識を得るに

  持ってこいの一冊です。

ご興味がある方は読んでみてください。

読書が苦手、質疑応答もあったらいい!という方は

私共にご相談ください

講座といっても、お茶を飲みながらの気楽なスタイルでやっています。

オンラインでの対応しております。

もっと多くの方に、着物を知ってもらいたい♪

そして、より自由に楽しんでもらいたい♪♪

という思いで活動しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?