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2020年10月の記事一覧
虹のおと 3.あおやまどん
左の山は静かだった。濃紺の木々がうっそうと茂っていて、さやさやひそひそティナとホビーを見つめていた。斜面はゆるやかなカーブの連続で、なかなか頂上へつきそうになかった。だんだんと日が暮れ始めていた。
夕暮れはそれはそれは美しいものだった。山の中腹からながめる景色は、<しずく森>や<ふしぎ沼>、それから<たいこ岩の谷>も見えた。やがて夜のベールが幕をおろし、星達がきらきらと演奏を始めた。
夜だ
左の山は静かだった。濃紺の木々がうっそうと茂っていて、さやさやひそひそティナとホビーを見つめていた。斜面はゆるやかなカーブの連続で、なかなか頂上へつきそうになかった。だんだんと日が暮れ始めていた。
夕暮れはそれはそれは美しいものだった。山の中腹からながめる景色は、<しずく森>や<ふしぎ沼>、それから<たいこ岩の谷>も見えた。やがて夜のベールが幕をおろし、星達がきらきらと演奏を始めた。
夜だ