今年は実家への考え方が少し変わり、
なるべく月に一度は帰るようにしています。
考え方が変わったきっかけは2つ。
ひとつは姉の弱さを目の当たりにしたこと。
距離的に近いため何かと実家へ行ってくれています。
有り難いことに、80代を過ぎていても両親は健康。
ですが、車の運転を控えているため、
日常の買い物サポートや、
住まいのメンテナンスなど、
姉は頻繁に訪れて生活のサポートをしてくれています。
それに甘え、私は仕事ばかりの生活で、
帰省するのも年に1〜2回程度。
ですが、
今年は父親の喜寿のお祝いや、
甥の海外赴任壮行会など、
家族全員が集合する行事が多くありました。
その行事を進行する中で、
姉の感情が爆発する場面に遭遇してしまったのです。
自分自身の家族の悩みも抱えつつ、
両親の生活サポートをしている環境の中で、
この行事の段取りをすべてこなし、
みんなを楽しませようと翻弄しているにも関わらず、
姉の感情表現下手が災いし、
知らず知らずに私達は姉を傷つけてしまっていたのです。
日常と離れた空間の中で、
日頃の心と体の疲れが一気に溢れてしまいました。
怒りと苛立ちと悲しさ虚しさの入り混じったその時の姉の様子が、
見ていられませんでした。
と同時に、
ずっと負荷をかけてきてしまったことを深く反省しました。
2つ目の理由は、
海外へ出発前、
甥に「お母さんとおじいちゃん、おばあちゃんをよろしくね」
と言われたためです。
“自分の母親の苦労、祖父母の高齢化、
私にももうちょっと関心持ってね”
というメッセージと受け止め、こちらも反省。
甥から見ても、
私と姉の実家への関わり方は不公平に写っていたのでしょう。
ということで、
今週末は実家に帰省。
日本酒好きな父親には、
福井のアンテナショップで日本酒を購入。
母親にはお決まりの和菓子。
そして、
今週は海外に行った甥が一時帰国中。
明日は姉家族も来る予定。
明日の宴のためにも、
せめて家をキレイに片付けて迎えようと思います。
美容スペシャリスト猪越理恵は美容業界歴29年、コーチ歴19年のキャリアを生かし、サン・ティトル株式会社を設立。大手化粧品会社や美容機器メーカーのコンサル・商品開発・メソッド開発・人材育成等を支援しています。
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