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こんにちは。
あーゆるNurseのRieです。

今回も引き続きレイキについて書いていきます。

レイキは、昔は人々の治療に用いられていました。
しかし時代は進み、西洋医学が進歩したことでエビデンスが確立され
数値や画像所見として評価できることが重要視される時代になっています。

例えば、お薬の場合、
「70%の人には効果があった」
言い換えると30%の人には効果がなかったお薬は、
効果があるお薬として使用されます。

このように、

現代は個人に合わせた治療ではなく
多くの人に向けて出来上がった物事に対して
人がそこに合わせるような治療、投薬が多いと感じます。
これは社会全体的に言えると思います。


さて、話を戻して
アメリカでの医療現場の実際を例に挙げていきます。
研究もなされていて興味深いです。

こちらのサイトでは、医療現場で看護師自身、患者さんへの補完療法としてのレイキが紹介されています。エネルギーとして体を捉えることの説明もとてもわかりやすいです。
急性期、慢性期、出産など、さまざまな場面でレイキが使われています。

看護技術としてのレイキ

続いて、マサチューセッツ州では看護部では、
1997年以来、レイキ療法はマサチューセッツ州で看護の専門的実践の中で行われる自律的な看護手順として高く評価されていとしています。
ホリスティックナースとして登録された看護師はレイキなどのヒーリングを患者さんへ実践しているようです。

一部抜粋
目的:登録看護師と認可された実践看護師の実践を導くために、彼らの実践の中で、快適さの向上、痛みの軽減、リラクゼーション、対処メカニズムの改善、ストレスの軽減、幸福感の増加、包括的な健康増進、健康リスクの軽減を含むがこれらに限定されない看護およびクライアントの目標を達成するために、補完的な統合健康アプローチ(CHA)を組み込む。

アドバイザリー:
ホリスティック看護のモデルには、個人を内部環境と外部環境の両方と相互作用し、行動する統合された全体として認識することを含む看護実践の哲学が組み込まれています。ホリスティック看護は、セルフケア、意図性、存在感、マインドフルネス、および自己の治療的使用を、他人の癒しとパターニングウェルネスを促進するための中心として強調しています。それは、その人のバイオ・サイコ・社会的・スピリチュアル・ディメンションの相互関係を研究し、鑑賞することを含みます。

ホリスティック看護を実践する看護師は、全体的なケア計画の一環として、個人の生理学的、心理的、精神的なニーズを治療するための看護介入としてCHAを臨床実践に統合します。CHAの例には、以下が含まれますが、これらに限定されません。
▪心身介入
o 瞑想、リラクゼーション、イメージ、催眠術、ヨガ、タイチー、祈り、芸術、音楽とダンス療法、認知行動療法、バイオフィードバック、治療カウンセリング、ストレス管理
▪エネルギー療法
o 治療用タッチ、レイキ、気功、指圧、ヒーリングタッチ、マグネットセラピー
▪その他のモダリティ
o リラクゼーションマッサージ
o リフレクソロジー
o 指圧
o アロマセラピー
o ガイド付き画像
o 動物支援療法
o エッセンシャルオイルの使用

人を肉体、精神、魂の部分で捉えているんですね。素敵!
看護師は、献身的な心を持っている人が多いです。日本でもこういったホリスティックな看護が浸透すれば、個々の能力を活かせる看護師も増えるだろうなーと思います。

エネルギー医学とレイキ

こちらのサイトでは、看護とエネルギー医学、研究結果が挙げられています。

外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しむ軍人の男性と女性に関する研究が行われた。123現役軍の無作為化対照試験では、参加者は、重大なPTSD症状を持つ戦闘暴露現役軍を返すための通常の治療と比較して、補完的な医学介入(ガイド付き画像によるヒーリングタッチ(HT + GI、n = 68)(TAU、n = 55)のいずれかにランダム化されました。「主な結果は、PTSD症状でした。二次的な結果はうつ病、生活の質、敵意でした。」繰り返しの措置、治療意図分析との共分散の分析は、PTSD症状の統計的および臨床的に有意な減少(著しく減少p < 0.0005;コーエンのd = 0.85)およびHT + GIのうつ病(p < 0.0005;コーエンのd = 0.70)対。タウ。HT + GIはまた、精神的な生活の質(p < 0.002;コーエンのd = 0.58)と皮肉(p = 0.001、コーエンのd = 0.49)の有意な改善を示した。[14]

外来化学療法を受けている189人の参加者のダブルブラインド、ランダム化臨床コントロールトレイルでは、参加者は介入、シャムレイキ、または実際のレイキ療法治療を受けないためにランダム化されました。自己報告された快適さと幸福のレベルを評価するために、人口統計学的ツールと事前テストとポストテストが化学療法注入の前後に行われました。この研究では、ヒーリングタッチコンフォートアンケート(HTCQ)とウェルビーイングアナログスケールが使用されました。「シャムレイキプラセボと実際のレイキは、幸福と快適さの増加(p < 0.05)、特に精神的な幸福と快適さと統計的に有意な関連性がありました。」「調査結果は、化学療法中に1対1のサポートを提供するRNの存在が、治癒エネルギー分野の有無にかかわらず、快適さと幸福レベルを上げるのに影響力があったことを示しています。」15]

3つの治癒モダリティ(ヒーリングタッチ、治療タッチ、レイキ)の文献のレビューでは、腫瘍学患者について9つの臨床研究が検討されました。まず第一に、この文献はこれらの癒しのモダリティの安全性を示しています。「研究は、痛み、生活の質、疲労、健康機能、気分の分野で腫瘍学患者にとって肯定的な利益を示しています」。[16]

新たに診断された子宮頸がんの60人の女性の無作為化対照試験では、患者は標準ケア(SC = 6週間のプラチナベースの化学放射線、外部ビーム放射、小線源治療)を受けるか、放射線直後にヒーリングタッチ(HT)またはリラクゼーションセラピー(RT)のSCおよび個別セッションを受けるようにランダムに割り当てられました。少なくとも10年の経験を持つ認定ヒーリングタッチプラクティショナーだった経験豊富な看護師は、25分間のセッションを行いました。HT患者は、RTやSCと比較して、うつ病の気分が有意に減少(p < 0.05)減少したことを示した。

https://www.primescholars.com/articles/energy-medicine-a-complimentary-modality-innursing-100321.html


レイキは疼痛、生活の質、健康機能、心へ肯定的な作用をもたらす。

アメリカの医療現場では、登録看護師がレイキヒーリングを患者さんに行っていて、有益な結果がられている。
これは、治療に併用する形(補完療法)として取り入れられているようです。


アメリカの看護師はエネルギー医療についても学ぶそうです。
東洋医学では、エネルギーの流れについて学ぶと思いますが、西洋医学の医学部や看護学部ではその部分に触れません。
このエネルギーの流れについてはバイオレゾナンスを用いて確認することができていので、「エビデンスがない」とは言えないんですね。

やはり、これからは人が持つエネルギーについても知っていく、ケアしていく時代になっていくのだと思います!

日本発祥なのに

さまざまなサイトで紹介されていますが、レイキは日本発祥です。
今は海外の医療現場でも活用されています。

ちなみに、日本の医療現場でのレイキに関する研究結果はまだないそうです。
これは、日本特有かもしれません。
書き出すとキリがないですが、良いものは隠されるのが今の現代ですよね。

単純に考えても、
良い結果が得られる非侵襲的なケアがあるなら併用するに越したことはないと思います。

レイキに関しては、疲弊した看護師自身のセルフケアとしても用いられているようなので、働く医療者にとっても必要なヒーリングだなと思います。


まとめ

長くなりましたが、エネルギー医学、ケアは今後注目されていくと思います。
東洋医学的な考え方、ヨガやアーユルヴェーダでも、
体は物質的な肉体だけでなく、生きるためのエネルギーを持つことを教えています。
この考えは多くの人が再認識していくと思います。
レイキは癒すエネルギーとして、臨床現場でも併用されていく可能性があるかもしれません。
アメリカは一歩進んで看護師がエネルギーに関して学んでいるので、
まずは医療者が人の体を見る視野を広げることが大事だと思います。


あーゆるNurse Rie


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